今年もこの季節がやってきました。
特定疾病受給申請。
毎年のことなのでもう慣れっこですが、少々面倒臭くもあります。
今からの季節が一番日差しが辛くて、外出が困難になりがちなのに、
この時季なんだもんな~申請。
必要書類を揃えて、区役所へ行かねば。
水曜日、持病の定期受診でした。
二ヶ月に一度の受診、
ヤーのすけ(息子氏、九ヶ月)はお義母さんに預かってもらいました。
本当は一緒に行きたい、片時も離れたくないのですが、
やっぱり小さい子どもを病気でもないのに病院に連れて行くのは、
ジュンのすけ(旦那さん、30歳)始め、皆一様に嫌がるので。
私も、そこは納得。
毎度、血液検査と尿検査をしているので、
診察と照らし合わせてその結果も聞きます。
今回も、何も異常なし。
「変わったところはない?」
はい、何もありません。
「お子さん、元気?」
はい、おかげさまで。
「うーん、じゃあ痛みも出てないんだね~」
はい、どこも。
「よし、
じゃあこの小さいの・・・
取っ払おうか(´∀`)」
・・・はい・・・。
えーと。
今、私はプレドニゾロンという薬を飲んでおりまして。
6ミリ飲んでいます。
5ミリ錠をひとつと、1ミリ錠をひとつ。
その1ミリ錠のほうを、やめてしまおうということです。
このところ、二ヶ月に一度のペースで(受診のたびに)、1ミリ減っている私。
正直、びっくりしています。
発病して、10ミリに落ち着いてからもう十何年も過ごしてきて、
妊娠を希望したときに体を見直すために1ミリずつ減らすことを決意して、
以前のドクターの元では四ヶ月に一度のペースで1ミリ減らしてきました。
それでも私にとっては冒険で、画期的なことでした。
だってもうこのまま10ミリでいくと、思っていたからです。
10ミリが限界だと思っていたからです。
それが功を奏したのか否か、
8ミリに落ち着いた頃、待望の妊娠。
結婚五年でのことでした。
妊娠中は逆に好転することが多いと聞いた私の病気、
出産後は悪くなると言われていました。
薬も一時的にせよ、どっと増えると言われていました。
薬って、1ミリ減らすのにかなり神経使います。
私は発病したときは確か・・・40ミリ近く飲んでいたと思います。
目に見える副作用も辛いし、悲しいし。
だから薬に対してはナーバスになることもありました。
それが、出産後も今までと変わらず。
何も変わらず。
何も変わらないということが、どれだけ大事なことか。
どれだけ、難しいことか。
でも、あまりに変わらないので、
それがなんだか当たり前になりつつある私。
今までいろんな覚悟をしてきたのですが、
今その覚悟は柔らかそうです。
急変したら、かなり凹みそう。
だから、夢のような感覚なのです。
ジュンのすけ(旦那さん、30歳)も、
「気を悪くせんで欲しいんじゃけど、それ、大丈夫なん?」
うん、それが妥当な考えだよね。
私でさえ、不安がないと言えば嘘になるもんな。
でも、今のドクターは、私の病気の権威であるから。
間違ったことはないと思う。
もし悪くなったとしても、それは想定内のことだろうし。
薬って、量が減るに越したことはないからね。
というわけで、今5ミリ飲んでいます。
6ミリになった頃から、副作用が薄れてきた実感がありました。
毛深くなくなったな~、と。
処理しなくちゃならない手間が、一気に省けてきたな~、と。
元々はあまり体毛がない私ですが、
薬を飲み始めてから、まぁ~ふさふさと(笑)。
この調子でムーンフェイスやら太鼓っ腹やらも、鳴りを潜めてくれたらな~。
(いや、そこはもうこの量じゃ副作用の範疇でないのか)
この子の寝顔を見たら、もっと生きたいって思う。
生き死にの覚悟なんて、持ち合わせてなかったけれど、
この子が来てくれる前までは漠然とではあるけれど、何か抱えていました。
でも、
この子のことを、ずっと、見ていたいなと思う。
これからも、そばにいたいと思う。
生きよう。
生きるぜ~。