なんと、本場蒜山高原の名店「やまな食堂」まで
はるばる取材に訪れるとは
気力充実というか、意欲満々というか
他にすることがないというか
ともかく熱心なことで結構ですねえ、宮宮さん。
ーーどうだい、この蒜山高原でとれた
見た目も爽やかな、シャキシャキのキャベツに
モチモチの太めの麺
それに、ほどよい加減の鶏肉が混ざり合い
毎日食べに行ってもいいくらいの完成度の高さだろ。
ーーその上、Ｂ級グルメだけあって
この品質で、なんと550円という
庶民の味方的ありがたい価格なんですから
高速料金やガソリン代で、交通費が往復1万円くらいかかったとしても
充分、元が取れるってもんですよねえ、宮宮さん。
ーー蒜山の広大で爽やかな大自然に包まれて
開放的な気分で食べるからこそ
それだけの価値が生まれるわけであって
君も、その辺のところを
もっと身を持って実践していくべきじゃないのかな。
ーーでも宮宮さん、この日、11月24日（土）は
あいにくの大雨という悪天候で
開放的でも爽やかでもなく、散々だったみたいで
慰めの言葉もありませんよ。
ーーほんと、なんにもわかっちゃいないねえ、君は。
この記念すべき大切な日に
私が訪れた蒜山高原と
広島ビッグアーチに
歓喜のうれし涙とも言えるシャワーが降り注いだことには
因縁めいたものを感じずにはいられないな。
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