2月29日に退院し、ミギえもんさんのお見舞いに行こうと意気込んでいましたが、甘い考えでした。


白血球が低いまま退院したものの、

病院からは感染症に注意する様に言われており、

又、福岡は新型コロナとインフルエンザの流行について注意喚起がされており、

孫達にも未だ会えていません。


結局、私と家内の中では3月11日の週に、抗がん剤治療前に行こうと話していました。


そんな中、ミギえもんさんの訃報の知らせが飛び込んで来ました。




思えば、


ミギえもんから電話を貰ったのが、

2022年2月22日です。


私は

2019年12月に発症し、

2021年2月に悪性胸膜中皮腫の確定診断が付き、

一次治療が終わり、二次治療のオプジーボを始めた時でした。


悪い情報しか無く失意の中にいる私に勇気を与えてくれました。


その後、

2023年3月に脳に転移した際には、

優しさ溢れる言葉をかけて貰い、


2023年9月には、長崎での日本中皮腫学会にミギえもんさんと共に参加しました。長崎に来たらトルコライスを食べないかんと言い、ホテルから歩いて行くことにしました。

長崎特有の坂道が多く、歩くのは私はキツくて堪りませんでしたが、ミギえもんさんはしっかりと歩いていました。

この時、食べたトルコライスは忘れる事が出来ません。


2023年10月に小腸に転移し、

イレウスを発症した時はサプライズで

福岡の自宅にまで来て貰い

涙が溢れて仕方ありませんでした。


この時、ミギえもんさんも自らの両肺に転移しており、お互いに頑張ろうと言ってくれました。


私も、体中に転移していますが、

ミギえもんさんの

諦めたら終わりですよ」と言われた事を思い出し、心が折れる度に励みにしています。


ミギえもんさん、本当にお疲れ様でした。

ミギえもんさんに会わなければ、中皮腫サポートキャラバン隊にも会えず、私もこんなに頑張れなかったと思います。


これからはゆっくりとお過ごし下さい。


心よりご冥福をお祈りいたします。

              合掌🙏