3月9日 日記91日目
母におすすめしてもらった本のシリーズ1冊目が読み終わりました。
読書記録
はらだみずき『海が見える家』株式会社小学館(2017)
寝る前のお布団の中で読書タイムにしていますが、読みやすくて、面白くて、読むのがやめられなくて、ここ最近は夜更かしが続いていました。
昨日の夜も、ラストに向かって一気読み。
情景描写で使われている言葉の一つひとつが鋭くて、生きているような海と気持ちを高めていく主人公と一緒になってドキドキしながら、そして、勢いよくやってくる波のスピード感と同じ速さで読みました。
そして、
物語の中で、主人公がキツく言い放つ、
「自分の人生がおもしろくないなら、なぜおもしろくしようとしないのか、他人にどんなに評価されようが、自分で納得していない人生なんてまったく意味がない」
という言葉。
解説・沢田史郎/書店員
「〈幸せの尺度〉だけは自分自身が持っている。ならば、自分の幸せは自分の好きなように決めればいい」
という言葉。
今の私に刺さるものがありました。
何かの型にはまったり、誰かに言われるがままの人生ではなく、今の私が大事にしたい幸せを求めて頑張りたいです。
続編を読んでいきます。