京馬副座長・脚本

🟡 里美版

【 忠臣蔵外伝/梶川与惣兵衛 】



🏯《 配役 》

梶川与惣兵衛……  京馬副座長
赤埴源蔵……  こうた座長
梶川の妻・花江……  美嘉さん

浅野内匠頭 ……  花太郎花形
町人 (二役) 

町人……  祐樹後見・葵ちゃん


旗本……  剣友会の皆さん


吉良家

筆頭家老・斎藤……  たかし総座長

御目付役・佐々木 (二役)



注意 ネタバレを恐れず書いてます 🙇🏻








咲いて牡丹と

言われるよりも

散りぎわ清き 桜でいたい  桜



《 あらすじ 》


いよいよ花盛りを迎える 上野の山。

与惣兵衛は

境内に広がる吉野桜を見せたくて、

花江と待ち合わせ。


同じく

花見に来ていた、親友の源蔵。

与惣兵衛から 祝言の報告を聞き、

はなむけの言葉を贈った。


華やぐ桜に感動するふたり。


これから毎年、

この満開の桜 観に来ましょうね ハート




数年が経ち……


与惣兵衛は 

御台所付の留守居役に大抜擢。

源蔵は 赤穂藩・浅野家へ出仕し、

馬廻役を勤めている。


久々の再会を懐かしむ。


主君・浅野内匠頭は

この日の饗応役に任命され、

源蔵と共に 千代田城を訪れた。


城内へ入れない源蔵は、

なんとも言えない胸騒ぎを

与惣兵衛に打ち明ける。


自分に代わって、

殿の動向を見守ってくれないか。

もし問題が起きた時には 

どうか力を貸して欲しい……


やりとりを窺っていた

筆頭家老・斎藤。

源蔵との関係性に釘をさした。



城内が騒々しい…… 松の廊下にて。


殿中でございます !!


武士の情けをお分かりなら、

いま一太刀!

討たせてくだされ、梶川殿 !!



高家肝煎・吉良上野介による

ぞんざいな扱いと  再三の侮辱……

鬱憤が爆発し

吉良へ斬り掛かる内匠頭。

身を挺し、内匠頭を庇った梶川。



しかし

この刃傷事件に対する御沙汰は、

浅野殿 = 即日切腹 / 浅野家断絶

吉良殿 = お咎めなし


母上の大事な儀式を穢されたと

綱吉公の逆鱗に触れ、

“喧嘩両成敗”  は認めなかった。


与惣兵衛は

いち早く制止し吉良を救った功に、

500石加増される。



殿の本懐は遂げられなかった。

幕府から見捨てられ、

親友にも裏切られ……  無念の極み。

絶望を味わう源蔵。



源蔵の思いを解っていながら

力になれなかった……

これ以上罪を重ねないよう

浅野殿を守ろうとした制止が、

何も報われなかった……

悔恨の念にかられる与惣兵衛。



町人たちには、

情け知らずの腰抜け侍

幕府の犬と罵られ、

友情と忠義

高家というしがらみの狭間で

苦悩する日々を送った……



【 その後の、梶川与惣兵衛  】


続きは

劇場でお楽しみください 🥹