加藤登紀子さんが1984年に発売したアルバム
『最後のダンスパーティー』の中に収録された
一曲です。
TVの歌番組で中森明菜さんとよく一緒になる時期があり、他の芸能人の群れから離れて
スタジオの暗がりにポツンと1人佇む明菜さんが
すごく気になっていた加藤登紀子さん。
ある日、番組で明菜さんの誕生日を祝う企画が
あり、それに媚びなかった明菜さんに惚れた加藤さんは、明菜さんに自分の持ち歌『難破船』を
歌ってもらう事を熱望。
歌が入ったカセットテープを渡したところ、
数日後の加藤さんのコンサート会場に
お花が明菜さんからポン!と届いたそうです。
そして、明菜さんは難破船を
歌う事になりました。
当時22歳の明菜さんが
我が身を削るように歌う『難破船』
リアルタイムでは観ていませんが
過去の映像を見ると
歌の力ってすごいんだなあ、と
感動させられます。