肉眼で見る事が出来る人工衛星 | 気象衛星NOAAの受信など

気象衛星NOAAの受信など

超短波の137MHz帯で送信されている雲画像の受信を中心に、その他諸々、何でもネタにして行きます。

明日、打ち上げられる予定のスペースシャトルもそうですが、ISS(国際宇宙ステーション)も条件が整えば肉眼で見ることが出来ます。

JAXAのサイトの「国際宇宙ステーションを見よう 」では、全国各地での見える日時を調べられます。

日本地図の左上にある「国際宇宙ステーション」をクリックで観測地を詳しく選択出来ます。

右上の緯度経度のマスに座標を入れれば、更に詳しく表示される様になります。


観測地の緯度経度を調べられるサイト です。


これ以外にも沢山の人工衛星を見る事が可能です。

観察者がいる所が暗くて、人工衛星に太陽が当たっていれば見られる訳です。

この条件を簡単に調べるには、軌道計算ソフトの「Orbitron 」を使うと便利です。

サイトの右上にある世界の国旗の中の「日の丸」をクリックすると、日本語で説明が出てきて

ダウンロードする事が出来ます。

観察者の緯度経度などの設定や自分流のカスタマイズを済ませればOKです。

これはISSだけ表示させています。


気象衛星NOAAの受信など-42


右側の「TLEを読込」をクリックで「ファイルを開く」が出てきます。



気象衛星NOAAの受信など-43


ここで「Visual.txt」を開くと、軌道要素が読み込まれます。

すべての衛星にチェックを入れます。



気象衛星NOAAの受信など-45

これで「見える衛星」が世界地図上に表示されました。



気象衛星NOAAの受信など-46


レーダー画面です。

中心が観察者のいる場所、仰角90度です。

見える範囲に入ってくるとチャイムが鳴って表示されます。



気象衛星NOAAの受信など-47


世界地図の画面をズームアップした状態です。



気象衛星NOAAの受信など-55


ノートパソコンを持っていれば屋外に持ち出して、実際に表示を確認しながら眺められたら面白いでしょうね。

残念ながら私は持っていないので試せませんが・・・