どうも、竹内 都です!
前回、こちらの記事の続きです
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/tk/tkr3-nana/4576415.gif)
新卒で、入所施設に配属になった私は、
これからたくさんの利用者さんと関わってお仕事できることに、不安もありながらもヤル気に満ちていました。
私が配属になった入所施設は、総勢50名の方が在籍している、わりと大きい施設で、男性入所者25名、女性入所者25名がいました。
高齢者の介護施設とは違い、障害者施設では基本的に同性介護なので、
私は女性入所者さん25名の生活支援や介助をする仕事につきました。
ふるーい歴史がある施設だったので、1フロアで25名が共同生活をしている施設環境でした。
実際は5~6名の小ユニットで生活するのが主流ですが、何せふるーい昔からの施設だったので、ユニット制にはなっていませんでした。
入所施設なので、24時間体制をシフト勤務で、
約10名のスタッフでまわしていきます。
独り立ちをしたら夜勤も1人でやると知ったときは、
25名を1人で?!
ひえ〜〜![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
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と、
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こんな顔になったのは、つい最近のことのように思い出します(笑)
利用者さんは、ほんとに個性豊かな方達でして、
介護度が高く、生活全般に支援が必要な方もいれば、
生活介助は少ないにしても、行動障害といって、人に危害を加えてしまう危険がある方もいました。
なので、スタッフの連携があるからこそ、ここでの集団生活は可能なものになっていました。
入所者さんの入所理由としては、親御さんが高齢で面倒を見られない、親や親戚がもういない人、家庭環境が悪く自宅では生活できない人など、理由はさまざまでした。
入所更生施設は、法律上、終身介護の場ではなく、生活の訓練をする場であり、グループホームなどの地域生活や家庭での生活に戻れるように支援を行う場であるとされています。
しかし、現実は、施設に10年20年、長い人では30年近く生活している利用者さんが多かったのです。
大学では福祉先進国の現状として、
「障害者の方達は積極的に地域生活を!!」と学んでおきながら、日本の現状として、施設では終身介護になりかけている状況にあんぐりしました![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
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そして、もう1つあんぐり
だったこと。
![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
それは、、、
先輩職員が、利用者さんのことをあだ名やちゃん付けで呼んでいたことです。
全員ではありません、ほんの一部の先輩です。
利用者さんは昔のように役所の措置ではなく、
施設と契約し、施設のサービスを利用しているお客様です。
施設の職員は、お客様である利用者さんにサービスを提供している立場です。
それが前提にある以上、お客様である利用者さんをあだ名やちゃん付けで呼ぶなどあり得ないのです。
ましてや、利用者さんはほとんど年上の方です。
新卒で入ったばかりのペーペーの私が
「先輩、、、利用者さんにちゃん付けはどうなんですか?有り得ません!!」って、
言えればよかったわけですが。
言えませんでした。
しかし、毎月、支援の振り返りをするシートがあったので、そこに遠回し遠回しに書きました(笑)
そのシートは、女性チーフ男性チーフがチェックしたあと、名前は伏せられますが、全員分のシートが職員にシェアされます。
そうしたら、なんと、私が感じていることを同じように感じているスタッフがチラホラいました。
それから2年したある日、
だいぶ仕事にも慣れてきた私は、男性チーフと女性チーフに呼び出されたのでした。
え?なになに??
私なんかしたかな?と、ドキドキしながら、呼び出し部屋に行きました(笑)
そこで、ビックリなことをチーフ達に告げられたのです。
・・・つづく♡