今日の京都7月21日(日) | 都のかほり日記

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京都、奈良、滋賀、神戸、東京。私のテリトリーです。
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おはようございます。
昨日は祇園祭後祭の山鉾の曳き初めが行われました。
今日は日曜日なので、多くの方がいらっしゃるでしょうね。

さて、今日から蓮華寺と神光院できゅうり封じが行われます。
このきゅうり封じをご存知でしょうか。



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【きゅうり封じとは】

 きゅうり加持(きゅうりかじ、英語: Cucumber blessing)はきゅうり加持祈祷会、きゅうり封じなどとも呼ばれ、盛夏、特に土用の丑の日ころにおこなわれます。
中国、朝鮮、日本で広まった庶民信仰です。弘法大師空海がキュウリに一切衆生病苦・悪業の根を封じ、それによって病苦を和らげ、業病・難病からのがれ丈夫で長生きし、安楽に往生できるようにとその願を込めた秘法です。主に、土用丑の日辺りに行われます。
京都では、五智山蓮華寺と神光院で行われます。蓮華寺では、21日と24日ですが、神光院は、21日です。

○なぜ、きゅうりなのか
 
 きゅうりは95%以上が水分です。きゅうりで体をさすることによってその水分に悪いものが溶け込みやすいと考えられたことからきゅうりが使われたそうです。

○きゅうり封じのやり方
 (蓮華寺の場合)
①お寺にてきゅうりを人数分いただいてください。



②お名前、数え年齢、お願い事を用紙に書きます。
③不動堂にて三週間前から拝まれた護符をきゅうり1本1本に埋め込まれ、拝んでいきます。
④きゅうりを持ち帰り、3日間朝晩、痛いところ、悪いところをご真言を唱えながら、きゅうりでさすります。



⑤4日目の朝、人の踏まない清浄な土に埋めてください。※埋める所のない方はお寺へお持ちください。

○きゅうり封じの時に
 弘法大師が残した真言密教の三密加持「身」「口」「意」です。「身」は体をさすること。「口」は声に出して祈祷すること。そして何よりも大切な「意」は、「早く良くなぁれ」と願う気持ちです。 


○ きゅうり封じ/神光院



きゅうりによる疫病除け祈祷が行なわれます。紙に病名を記入し、きゅうりを包み、家に持ち帰り身体の悪いところを撫で、それを土に埋めると病気を封じ込めると言い伝えられています。
日程7月21日と土用の丑の日(今年は7月24日)
時間
8:00~16:30
日程備考
毎年7月21日と土用丑の日には、諸病封じのきゅうり加持が行われる。
料金
御祈祷料 1,500円(きゅうり代込み)
アクセス
市バス「神光院前」下車、徒歩約3分

 ○五智山蓮華寺 きゅうり封じ
日程7月21日 ( 
時間29日は正午~20:00、
30日は6:00~18:00
きゅうりに姓名、年令等を書き込み御祈祷してもらい、体の悪い部分を撫で、それを川に流すと病気を持ち去ってくれるといわれています。
料金御祈祷料 1,000円(きゅうり代込)今年のりょうきん不明です。
アクセス
市バス26「御室仁和寺」
ホームページ
 http://rengezi.com/schedule/ 

○ 御田祭/松尾大社
五穀豊穣を願い、松尾大社で約600年前より行われている御田祭が、毎年7月第3日曜に斎行されます。花笠に紅白のたすきを掛けた植女(うえめ)と呼ばれる童女3人が、壮夫を従えて、本殿で宮司から早苗を受けます。その後、拝殿の周囲を3回まわり、神饌田に向かいます。神饌田では植付と虫除行事が行われます。
日程7月21日  10:00~
アクセス
阪急嵐山線「松尾大社駅」から徒歩3分
ホームページ
https://www.matsunoo.or.jp/


○弘法市/東寺



宗祖弘法大師入定の3月21日にちなんだ毎月21日の縁日に、東寺の境内では、骨董品や特産品、植木や園芸用品、陶器などを扱う1000軒余りの露店が並びます。掘り出しもの目当ての多くの観光客で賑わいます。
日程7月21日 
時間 8:00頃~16:00頃
場所 京都市 東寺
アクセス
JR「京都駅」から徒歩15分
料金 境内散策自由
ホームページ http://www.touji-ennichi.com/ 

○ 御影供(みえいく)/東寺



毎月21日午前10時から、弘法大師空海に報恩感謝する御影供という法要を御影堂で行われます。弘法大師空海がご入定になった4月21日(旧暦の3月21日)には、正御影供(しょうみえいく)の法要を行います。
この御影供は、延喜10年、910年に東寺の灌頂院(かんじょういん)ではじめられました。天福元年、1233年に仏師運慶の子、康勝(こうしょう)が弘法大師空海の尊像を刻み、延応2年、1240年からは御影堂でも御影供の法要を行うようになりました。

○ お砂踏み/東寺

毎月21日には、観音堂とも呼ばれている食堂(じきどう)で、四国八十八ヶ所巡礼を再現したお砂踏みが行われます。
日程7月21日
時間9:00~15:00
アクセス
近鉄「東寺」下車、徒歩約10分
市バス「東寺東門前」下車、すぐ
JR「京都駅」下車、徒歩約15分


○足腰祭/護王神社



護王神社は足腰の神様として知られています。 毎月21日の午後3時に足腰祭が行われます。参列者は本殿での祈願祭の後、表門前の御千度車を回し、足腰の大御守の下をくぐって足腰の健康安全を祈願します。
(参列自由) 

日程7月21日
時間午後3時

アクセス
地下鉄丸太町駅下車
市バス烏丸丸太町下車


○ 貴船の川床(〜9/30)

○ 鴨川納涼床(〜9/30)

○ 嵐山鵜飼(〜9/23)/渡月橋付近

○宇治川鵜飼(〜9/30)/宇治川

○ 上七軒ビアガーデン(〜9/7)/上七軒歌舞練場

○ 叡山電車「青もみじのライトアップ」(〜8/15)

○ 七夕笹飾りライトアップ(〜8/15)/貴船神社

○ 宵宮祭 本宮祭(〜7/28/伏見稲荷大社

○御手洗祭(〜7/28)/下鴨神社


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