おはようございます。
昨日の長刀鉾の粽の販売はものすごい行列となっていました。10時過ぎには、四条烏丸から上がって四条錦を超えて行列ができていました。いらっしゃる方、暑いですから熱中症対策をなさって並んでください。
昨日は長刀鉾のお稚児さんの社参の儀や曳き初めもありました。
昨日の社参の儀の様子です。
京都新聞
https://youtu.be/avzPa9k4_dU
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さて、今、我が家の庭の白木槿(むくげ)が満開です。
この白木槿、「祇園守(ぎおんまもり)」と言います。
実は我が家の家紋が「祇園守」なのです。たまたま、何年か前、八坂神社の社務所の横で、白木槿祇園守を授与していました。その時、購入しようとして持ち帰るのが大変だと思い、あきらめていましたら、友人が挿し木をしてくれました。
○木槿とは?
ムクゲ(木槿、学名: Hibiscus syriacus)はアオイ科フヨウ属の落葉樹。別名ハチス、もくげ。庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。
和名は、「むくげ」。「槿」一字でも「むくげ」と読むが、中国語の木槿(ムーチン)と書いて「むくげ」と読むことが多い。また、『類聚名義抄』には「木波知須(きはちす)」と記載されており、木波知須や、単に波知須(はちす)とも呼ばれる。『万葉集』では、秋の七草のひとつとして登場する朝貌(あさがお)がムクゲのことを指しているという説もあるが、定かではない。白の一重花に中心が赤い底紅種は、千宗旦が好んだことから、「宗丹木槿(そうたんむくげ)」とも呼ばれる。
出典Wikipedia
○八坂神社と白木槿(祇園守)
白祇園守(しろぎおんのまもり) - 八坂神社の粽の代用とされる白祇園守は内弁があり、半八重咲と称します。この品種は、御茶事の花、生け花として、もとは源氏の武士の間で広く栽培されていました。
古来から八坂神社とゆかりの深い花です。神社で授与される鈴つきの護符を「祇園守(ぎおんまもり)」と呼ぶことから、俗称を祇園守ともいい、神にゆかりの花として尊ばれてもいます。
八坂神社では、献花はすべて槿を飾るのがならわし。祇園祭には、「お花」と称して神前に槿を御饌花されます。
平安時代、木槿は邪鬼を払う卯杖に用いられたといいます。
木槿は 祇園祭のころ八坂神社の境内の一角に咲きます。
八坂神社の境内でお探しになられてみてはいかがでしょうか。本殿の後ろあたりに咲いていました。
また、「槿花一朝の夢(きんかいっちょうのゆめ)」という言葉があります。
白居易 「放言」の「松樹千年終是朽、槿花一日自為レ栄」からです。
これは、人の栄華は儚いということのたとえです。
「槿花」は植物のむくげの花のこと。
むくげの花は朝に咲いて、夕方には散ってしまうということからです。
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昨日から粽が授与されています。粽をお求めになった方が、飾り方に、ついて書かれていました。そこで、再び、粽の飾り方について。
一般的には、玄関の入り口(軒下)の見易いところと言われています。
ちまきは、「蘇民将来の子孫だという目印」なので、外から見えるところに飾り、災難や疫病を除けるわけです。
通常は、玄関の外側、軒下に飾ります。
マンションなどの場合は、玄関の内側でも大丈夫ですが、入ってすぐの良く見える場所に飾るようにしましょう。
紙袋から取り出してナイロンをはずし、「蘇民将来之子孫也」と書かれた紙(お札)がついた状態のちまきを飾ります。
お札が別になっている場合は、特に決まった付け方はないようですので、ご自身でつけてください。
この「蘇民将来之子孫也」ですが、
鉾町によっては「蘇民将来子孫也」のところもあるようです。
昨夜は前祭の山鉾の駒形提灯に灯りがともり祭のムードも高まってきました。
わくわくしますね。
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祇園囃子に心も弾む、心地よい夕べです。
どうぞ、今日もお元気でいい1日でありますように!
行ってらっしゃい!
【今日の京都令和5年7月14日(金)】(No.3160)
※掲載の情報等が変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。
中止になっている行事もあります。
お出かけの際にはご確認の上、お出かけください。
https://ja.kyoto.travel/news/format.php?id=143
祇園祭のひと月は
こちらをご覧ください。
【祇園祭のひと月】
https://www.facebook.com/groups/1666630253598530/permalink/3509753125952891/
https://ameblo.jp/miyakonokohori/entry-12488674395.html
◎祇園祭関連
○祇園祭屏風祭
「山鉾巡行」は動く美術館とも言われ、この「屏風祭」は静の美術館とも言われています。
各山鉾町では「屏風祭」をしつらえるお家も少なくなりましたが、続けられているお家は表の格子を外して秘蔵している屏風や美術品、調度品などを飾り、祭り見物に来た人々にも、通りから鑑賞してもらえるようにしています。山鉾町の洗練された伝統を守り、文化を大事にしたいとの思いで行われ、山鉾見物に合わせ見逃せない宵山期間中の催しのひとつです。飾られるものに屏風が多いため「屏風祭」と呼ばれています。
※屏風祭は祇園祭の公式行事ではなく、一部有料のお家を除き、個人宅や会社が個別に行っているものですので、お家に迷惑をかけないよう、節度を守ってご鑑賞下さい。
(1)荒木装束店
烏丸通三条上ル
(2)釜座町町家
三条通新町西入ル ※22、23日のみ
(3)千總 http://www.chiso.co.jp/
三条烏丸西入ル
(4)伝匠美 屏風祭り展
https://kyo-asobi.kyoto/byobumatsuriten2019/
新町通錦小路上ル くろちく 百千足館
(5)木村家
六角通烏丸西入ル
(6)野田家
新町通六角下ル
(7)吉田家
新町通六角下ル
(8)藤井絞 http://fujiishibori.jp/
新町通六角下ル※14〜16日、21〜23日
(9)安田多七
烏丸通錦小路上ル
※15、16日
(10)平岡旗製造
四条通西洞院東入 ※16日
(11)やまいち
西洞院通四条下ル ※14-16日
(12)杉本家住宅 http://www.sugimotoke.or.jp/
綾小路通新町西入ル
(13)横山商店
西洞院綾小路南西角
(14)青木家
綾小路通西洞院西入 ※15、16日
(15)長江家住宅 http://www.nagaeke.jp/
新町通綾小路下ル ※14、15、16日
○粽売り
祇園祭の「ちまき」は、厄除けのために各山鉾町で売られます。ちまきが厄除けの役割を担っているのは、八坂神社の祭神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)が旅の途中でもてなしてくれた蘇民将来に対し、お礼として「子孫に疫病を免れさせる」と約束し、その印として「茅(ち)の輪」を付けさせたのが始まりと言われます。その後、茅(ち)の輪」が変化して「ちまき」になったのでは-とされています。授かったちまきは、家の門口につるしておき、翌年の祇園祭で新しいちまきと取り替えるまでの1年間、厄除け・災難除けとして重宝されます。浴衣姿の子供達が、昔からの口上を述べながら粽を売る様子は祇園祭ならではです。
https://youtu.be/WH2jGgwatnM
○綾傘鉾/祇園囃子と棒振り踊り
■7月14日(金)
18:40 祇園囃子
19:00 棒振ばやし
19:20 風流囃子
19:40 祇園囃子
20:00 棒振ばやし
20:20 風流囃子
20:40 祇園囃子
21:00 棒振ばやし
21:30 祇園囃子
22:00 棒振ばやし
■7月15日(土)
18:40 祇園囃子
19:00 棒振ばやし
19:20 風流囃子
19:40 祇園囃子
20:00 棒振ばやし
20:20 風流囃子
20:40 祇園囃子
21:00 棒振ばやし
21:30 祇園囃子
22:00 棒振ばやし
※7月15日(土) 17:00 又は 17:30頃より、
六斎キッズが出演いたします。
■7月16日(日)
18:10 祇園囃子
18:30 棒振ばやし
18:45 風流囃子
19:10 祇園囃子
19:30 棒振ばやし
20:00 祇園囃子
20:30 棒振ばやし
21:00~日和神楽(至 宮川町)
※7月16日(日) 21:00に綾傘鉾町を出発し、
日和神楽を行います。
(宮川町へ向かいます。)
※上記演奏スケジュールは予告無く変更となる場合がございます。予めご了承ください。
○ 貴船の川床(〜9/30)
○ 鴨川納涼床(〜9/30)
○ 特集展示 新収品展(〜7/17)/京都国立博物館
○ 桔梗を愛でる特別拝観(〜7/17)/天得院
○ 新選組結成160年記念連動企画「山岡鉄舟と近藤勇」〜局長の帰還〜(〜8/27)/壬生寺
○「京の夏の旅」(〜9/30)
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