今日の京都令和元年5月9日(木) | 都のかほり日記

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京都、奈良、滋賀、神戸、東京。私のテリトリーです。
そこでのさまざまな出会いを綴っています。
仏像が大好きで、美味しいもの、スィーツ、美しいものが大好き。あちこちと出没しています。

おはようございます。
ここ二、三日は気温も低めでした。
手紙の冒頭で、今の時期、爽やかな季節ですね。
と、書いていました。その「爽やか」というのは、秋の季語だと最近知りました。

 爽やかという言葉の意味は、「すがすがしく快いさま」「気分がはればれしいこと」で。この他に「弁舌爽や
か」とか「馬、物具まことにさはやかに(太平記)」と使われいます。
「はっきりしていること」「鮮やかなこと」の意味もあるようです。ようやく暑い夏を越して、涼しい風が吹き始め、水も空気も澄んで、少しばかりひんやりとして来ると、生き返ったような気持になって、気分がはればれとする。こんなところから「爽やか」という言葉は、「それを最も強く感じる季節」
である秋の季語になったと言われています。

「爽やか」という言葉を今の時期に当てはまらない使わない方がいいというレベルの話ではありませんが、元々の使われ方としては秋に使われる言葉だったということも知っておいてもいいかと思います。

「爽やか」に限らず、言葉は生き物ゆえ、どんどん進化をして、本来の意味と違った使われ方をされることもあります。それも、時代の流れかもしれませんね。

 さて、今日は「アイスクリームの日」です。東京アイスクリーム協会(現在の日本アイスクリーム協会)が1965年より実施。


1964年のこの日、アイスクリームのシーズンインとなる連休明けの時期であるこの日に、東京アイスクリーム協会が記念事業を行い、諸施設へアイスクリームをプレゼントしました。以降、この日を「アイスクリームの日」として、各種のイべントを実施しています。
なお、アイスクリームの日の由来として、1869(明治2)年に町田房蔵が横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で、日本初のアイスクリーム「あいすくりん」を製造・販売した日であるという説が一般に流布しているが、これは旧暦6月(新暦7月)のことで5月9日ではないそうです。 

このアイスクリームの日にちなんで、アイスクリームフェスタが行われます。
下記の7都市で、アイスクリームの無料配布などの楽しいイベントが盛りだくさんです。
⚫︎札幌
5/9(木) 16:00〜
地下歩行空間北3条交差点広場
⚫︎仙台
5/9(木) 12:30〜
ぶらんどーむ一番町商店街
⚫︎金沢
5/9(木) 12:00〜
名鉄エムザ前
⚫︎金沢
5/9(木) 12:00〜
香林坊大和前
⚫︎福岡
5/9(木) 15:00〜
三越ライオン広場
⚫︎東京
5/11(土) 11:00〜
二子玉川ライズ ガレリア
⚫︎大阪
5/11(土) 11:00〜
ららぽーとエキスポシティ光の広場
⚫︎広島
5/18(土) 12:00〜
紙屋町シャレオ地下中央広場

興味の赴くままに調べてました。

○アイスクリームとジェラードの違い

ジェラートはイタリア語でアイスクリームと定義され、凍ったお菓子(氷菓)を広義に指します。しかし日本ではアイスクリームと呼べるものは法令で乳固形分15%以上その内8%は乳脂肪でなければならないと定義さています。イタリアでは通常5%前後の乳脂肪でジェラートを製造するのが一般的ですので、分類・規格ではアイスクリームではなくアイスミルクになります。しかし、ジェラートは脂肪分が少ないことからヘルシーな食品であり、原料そのものの風味を生かした物と言えます。

○ アイスクリーム(ジェラート)とソフトクリームの違い

どちらも使用原材料は同じ様な物を使用しますが、ソフトクリームは機械から抽出し、すぐ食べる食品ですので一般的にオーバーラン(空気の含有量)も多く製造温度も-4℃~-6℃であることから柔らかい製品になっています。ジェラートは、オーバーランが低く、製品温度も-8℃~-10℃までとなっています。
このオーバーランとは アイスクリーム、シャーベット製品中の空気の含有量をいいます。ホームメイドタイプのイタリアンジェラートは20~40%くらいで作り上げます。この空気の量は、製品の口当たりをよくし、原料そのものの美味しさを味わうことができます。

出典
日本ジェラード協会
http://www.italiangelato-kyokai.com/

○抹茶アイスクリーム
京都でアイスクリームといえば抹茶アイスクリームを連想します。
この抹茶アイスクリームが最初に作られたのはいつ頃かご存知ですか?

最初に抹茶アイスクリームを作ったのは、東京銀座の平野園さんだそうです。
明治天皇がお病気をされた際、その当時の店主話一は銀座の地にて自ら臼を挽いて製造した濃茶『御園の白』から抹茶のアイスクリームを製造して献上しました。 

と、言われているのですが、
Wikipediaによると、
「 発案者は不明であるが、明治初期の宮中晩餐会に富士山型に盛り付けられた抹茶アイスが出されたことが、当時のメニューから判明している。現在の抹茶アイスの製法は、1958年和歌山市の老舗製茶 株式会社玉林園の社長が、抹茶と高脂肪ノンフレーバーアイスを混合する製法を発明し、生産技術を確立して特許を取得した。1960年頃からグリーンソフトの名称で和歌山市内の自社の店舗で販売を開始し、大変な人気を呼び同社の看板商品になった。また、1970年大阪万博会場でグリーンソフトを販売して爆発的な売れ行きを示し、全国の大手製菓メーカーから製造申し入れが相次いだが、特許を独占し自社のみの製造販売にこだわったため、和歌山県外での販路を断たれ、県外に出られず長く地域の名産品の地位に甘んじざるを得なかった。特許権の独占期間が終了すると各大手メーカーが満を持して製造を開始し、一気に全国に広まることとなった。それまで国内大手メーカーでは和風フレーバーのアイスクリームは1995年頃までは各社商品化していなかった。」

出典Wikipedia 

抹茶アイスクリームの最初が京都ではなかったのがびっくりぽんでした。

とにもかくにも、京都では抹茶のスイーツで溢れています。さてさて、どの抹茶スイーツを頂きましょうか?

ちなみに気温が30度を越すとアイスクリームよりも、氷の売り上げが伸びるようです。今の季節がアイスクリームを美味しく頂ける季節なのかもしれませんね。

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ここのところ、朝の気温と日中の気温差が大きく、体調を崩しやすくなっています。天気予報の最低気温、最高気温も見てお洋服をお選びください。

今日もいい1日でありますように!
行ってらっしゃい!

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【今日の京都令和元年5月9日(木)】(No.1633)
※掲載の情報等が変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。

 大文字山です。
京都コンピューター学院の映像です。
 http://www.kcg.ac.jp/daimon/index_f.html 

鹿苑寺金閣
 http://www.shokoku-ji.jp/k_live.html 

近畿地方の現在の雨の状況です。
 http://www.river.go.jp/x/krd0107010.php?lon=135.6836159946397&lat=34.95309468371873&opa=0.4&zoom=8&leg=0&ext=0 

○春の特別公開(〜5/19)/弘源寺

○春の特別公開(〜6/9)/大徳寺塔頭 興臨院

○春の特別公開(〜6月中旬予定)/宝厳院

○伏見名水スタンプラリー(〜5/31)

○春の特別拝観/大徳寺塔頭 黄梅院 (〜5/17)

○春の特別公開/大徳寺塔頭 総見院 (〜5/19)

○春の特別拝観/大徳寺塔頭 黄梅院 (〜5/19)

○春の特別公開/白龍園(〜6/16)

○建礼門院寺宝展/長楽寺
(〜5/10)

○霊宝館春季名宝展/仁和寺(〜5/16)

○霊宝館の特別公開/清涼寺(〜5/31)

○御土居の青もみじ(〜6/30)/北野天満宮

○つつじ・しゃくなげ園 開園(〜5/12)/三室戸寺

○大原女まつり(〜6/14)

○特別拝観(〜5/12)/妙心寺 大雄院 
○ 鴨川をどり(〜5/24)/先斗町歌舞練場

○ 貴船の川床(〜9/30)

○鴨川の納涼床(〜9/30)

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