今回、井伊直人を演じさせて頂く
菊池祐太です。
僕なりに井伊直人を演じながら感じたことを踏まえてご紹介致します。
・猫背
→人と接することが苦手なため、常に伏し目がちである。
故に猫背になりやすい。
よく落し物をみつけるが、それを届ける勇気がなく、その場に戻したことがある。
・幕末の歴史が大好き
→幕末の歴史が好き過ぎて歴史書を常に持ち歩いている。
現実逃避として幕末に想いを馳せることが多々ある。
知り合いに歴史上の人物の名前をつけてほくそ笑んでいることがあるが、誰にも話したことがない。
・自分に自信がない
→人と話している時に伝わっているか不安なため、ボディランゲージがデカい。
言葉を体で表現する癖がある。
そのせいか白い目で見られることがある。
・そんな自分を好きになれない
→現実を受け入れることが出来ないので、歴史書に逃げることがある。
歴史書では解決できないことを理解はしているが、それでも歴史書に想いを馳せることを辞められない。
・人形を常に身に付けている
→母親の形見になってしまった人形を胸ポケットに入れている。
何かあるとつい触ってしまう。
文章にしたら凄いキャラクターだな(笑)
今回演じさせて頂く井伊直人というキャラクターは、なかなか偏屈で臆病者です。
自分でも分かっていることが多いのに、一歩踏み出す勇気がない。
つい誰かの、何かのせいにしてしまう。
これは多かれ少なかれ、誰にだってあるんじゃないかと思うのです。
登場人物は架空の人物です。
それでも、この物語の結末での直人の判断が、観に来て下さった方の、来てくださった方の一歩踏み出す勇気に繋がれば幸いです。
ご来場、心よりお待ち致しております。