こんばんは。
 
なんかあっという間に一月下旬。

早いですね。

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今日は、毎月参加させていただいている文章サロン『ふみサロ』の話題です。
今日は早速エッセイです。

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『ディス ワン プリーズ、ニコ』は魔法の言葉
    大森奈津子

「もっと早く出会いたかった!!」
今回の課題本ほどそう思ったことは今までになかった。
 毎月参加させていただいている文章サロン『ふみサロ』では、必ず課題となる本が出される。今回の課題本は、『7日間で英語がペラペラになるカタカナ英会話』。著者は甲斐ナオミさん。オンラインでは、何度もお話ししている素敵な方。

「あー、本当にもっと早くこの本に出会いたかった〜!!。
だって、カタカナで読み仮名が書いてあるんですよ!しかもこの通りに読めばネイティブに聞こえるような!
 学生時代、私はとにかく英語が苦手だった。日本人なんだから英語より、古文の方がよっぽどわかる!と試験勉強で文句を言っていた。
 私が唯一生きた英語だと感じたのは、高校時代の友人に教えてもらった、
『ディス ワン プリーズ(This one ,please!)ニコ』
だった。
  友人のお父さんは外交官だったため、友人は幼い頃から度々外国に行っていた。私の初外国は就職してからなので、外国で日本語が使えない状況が理解できなかった。
「外国行くの大変だよねー。言葉通じないもんね。たくさん覚えなきゃいけないし。」
と私が言うと彼女は.
「簡単よ〜!ディス ワン プリーズ、って言ってニコって笑えばなんとかなるわよ。」
と言った。ようは、買い物さえできれば生きていけるってこと?
  そんなバカなと思っていたが、実際に行ってみて、この言葉は、魔法の言葉だ!と思った。グアム、ハワイの英語圏はもちろん、フランス、スイス、ドイツでも使えた。
 ハワイでは、この魔法の言葉を使うと、店員さんが勝手に私が英語を喋れる人と勘違いし、たくさん話しかけ、最後にあなたの英語は素晴らしいわとまで言われた。
 いや、それは魔法の言葉のせいで、あとは適当に返していただけなんだって。

 その魔法のような言葉たくさん詰まった本が、目の前にあるではないか?
 あー、時間を遡って届けたい。
 この本と学生の頃に出会っていたら、私の外国経験は、もっと違ったものになっていたかもしれない。

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