心のノイズとトラウマを2つの質問で解決
 
悩んだ心の救済カウンセラー 大森奈津子です。 
 
 
私が悩んだ心の救済カウンセラーを名乗る訳

 

 

今日は、私が今勉強している文章サロン、#ふみサロで出された今月の課題についてのエッセイです。



今月の課題本はこちらです。


この本についてのエッセイは以下の通りです。


*****


「ケーキは3等分でなくてはならないのか?」


大森奈津子


「ケーキを3人でわけます。あなたならどのようにわけますか?」

これは、私が3年生を担任した時、割り算(分数)の単元前の導入として出していた問題です。教科書と何かちょっと違うのがわかりますか?

 そう、『等しく』という言葉がありません。『等しく』という言葉が入った途端に、客観的で、感情を度外視した算数(数学)の世界になるのです。

 この問題の出し方だとどういう答えが出てくるのかというと、ほとんどの子は日本人らしいというか、きっちり三等分にします。

 ところが、クラスの中に三つには分かれていても大きさが違う子がいます。そういう子には必ず理由を聞きます。

「お母さんにたくさんあげたいから」

「妹は小さくてそんなに食べられないから」「自分がケーキ大好きでいっぱい食べたいから」

私はそんな時、「ケーキが大きさ、形関係なく 3つに分かれている絵が描けている人は、正解!」ということで、全員花丸にしていました。

 ここでなぜあえてこの問題を扱うのかというと、分け方は日常生活の中では三等分にすることだけが正解とは限らないということを知って欲しかったからです。

 算数だったら✖️の答えも、日常的には○のこともある、大事なのはどういう思いがそこにあるのかだと私は思っています。


 そこにある思いが、誰かを思っての考えなのか、それとも逆に人を排除したり攻撃するためになってないかは十分注意が必要です。後者の場合ですと家庭的背景も影響して来る場合もあるので、長期に見守ります。配慮も必要です。他にも、全く空間能力的に理解できない、分けるという概念がわからない子もいます。教員はこういった点の見極めが必要になります。


 私は、子どもたちに本当に三等分だけが正しい答えなのか考えてもらいたいと思っていました。でも最近は大人にも考えてもらいたいという思いも湧いてきました。

 こうあるべき、こうしなければならないという枠に囚われて、寛容さを失っているのは大人の方ではないかと時々思ってしまうのは、私だけでしょうか?




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