心のノイズとトラウマを2つの質問で解決

悩んだ心の救済カウンセラー 大森奈津子です。 
 
おはようございます

私は、元都内小学校教員で、保護者と学校を応援したいと思い、ほぼ毎日、Club houseでルームを開いています。
ルーム名は、🌈小学生のお子さんをお持ちのママさん集合❣️元教員に聞いてみたい学校のあんなことこんなこと🌈というルームです。
朝10〜11時でやってます。

昨日はこんな話題について質問されました。

「ゆとり世代をどう思いますか?」

これについては、私がちょうど勤めている時の話なので、熱く語ってしまいました。

一言でゆとり世代と括られ、まるで悪い教育の象徴のように言われている教育改革ですが、決してゆとり教育は悪いものではなく、理念としては素晴らしかったのです。ただ、その理念が広がらなかっただけだと私は思っています。

どういうことかというと、学習指導要領を改定し、学習内容を見直し、詰め込み教育を改めた。そのことにより生まれたのが、総合的な学習の時間です。

この総合的な学習の時間で、子どもたちに自主自学の学びの力をつけることを、大きな狙いとした、画期的な教育改革だったのです。

私はちょうどその頃、総合的な学習の時間についての研究校にいました。

総合的な学習の時間は、子どもたちと授業を作っていきます。

例えば、その時私が3年生でやっていた授業は、一年を通して、野原に子どもたちを連れて行く授業を行っていました。

子どもたちと一緒野原へ行き、学校に戻ってきてから、みんなで話し合います。

今度行くときはみんなで何をしたい?
いろいろ意見が出ます。
生き物を捕まえてたい。
植物を観察したい。
思いきり遊びたい。など。

では、戻ってきた時に自分がやったことをどうやって記録に残しておく?(今まで自分が学んだことをフル活用しよう!と言っておきます。)
作文にする。
俳句を作る。
絵日記にする。
観察カードを書く。
絵に描く。など。
(絵のめちゃくちゃ上手い子がいて、ザリガニ図鑑ができました。)

まとめる作業をしていると、家族に見せたいという子がいます。

今度はそれを課題として、
誰に、どんなことを伝えたいかをクラスで考えさせます。

そうすると、保護者や、来年の3年生(その時の2年生)に発表会をしようということになります。

発表の方法も子どもたちに考えさせます。

発表の方法は、様々。

一人でやりたい子もいれば、グループで発表する子もいる。

模造紙に写真を貼って発表するグループ
紙芝居で発表するグループ
一人で作った図鑑を発表する子
俳句や作文で発表する子

発表会の係分担も子どもたちに考えさせます。

このように、どの子も自由に自分のテーマで追求できるのが、総合的な学習の時間なのです。

私は3年生の担任だったのでこういう授業でしたが、最初のテーマ次第で、環境、国際、平和などいくらでも深く学べます。

でも今は、総合的な学習の時間の時数も減り、ここまでの展開は難しくなっているかもしれませんね。

私は、総合的な学習の時間が大好きでした。

教員の想像以上の子どもたちの反応があるからです。

ただ、もしかしたら、多くの先生方はその想像以上のエネルギーに対応しきれなかったかもしれません。

このような授業形態ですと、まず、誰が何をしているか状態の把握が大変になります。
また一人一人がやっていることが違うので、準備や用意するものが違ってきます。あらゆることに対応できるようにしておかなければなりません。

このようなことで、あまり本来の総合的な学習の時間の良さが、徹底できなかったのではないか?
というのが私の推察です。

ゆとり世代と括られ批判の声を聞くたびに、批判だけじゃない、何を目指して改革をされたのか?何か上手くいかなかった原因なのか?を、振り返り、どう改善すれば良いのかを検証していけば良いと思います。








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