今日も一日スタートしました

ありがたいです

今日一日精一杯生きます


今日は毎月の書評会で提出させていただいた文章を載せます。
今月はこちらあら本がテーマでした。↓

現在も書店で販売中、王様のブランチブックランキング9位にも入っているベストセラーです。
毎日を気持ち良く過ごすために実践できることが詳しく書いてあります。

ここからが書評会に提出した文章です。

人の生き方と植物の生き方

 私は植物が好きだ。いや、正確に言えば、植物の生き方が好きだ。
 植物は非常に個性的である。よくもまあこんなに生き方が違うものかと感心する。暮らす場所も違えば、成長過程、咲かせる花、繁殖方法どれもこれも個性的だ。No.1じゃなくてオンリー1とはよく言ったものだ。

 私は若い頃よく屋久島に行った。屋久島は植物に対する私の概念を見事に覆してくれた。こんなにも植物が動的で、生きることに貪欲で、生命力に満ちた生命かと思い知らされた。一本一本の木が人の生き方のようだった。

 樹齢二千年を越す大杉は、神々しい威厳を醸し出していた。どれだけの強風に耐えたのだろう。どれだけ枝を風で折られてきたのだろう。ただひたすら与えられた場所で精一杯生きてきた。自然と頭が下がる。

 はたまたこれも若い時に行ったハワイで。ここは楽園かと思う場所にまたピッタリな花を見つけた。プルメリアだ。楽園を思わせる青空に甘い香りを漂わせる白い花は、この場所で若い女性が髪や胸に飾るのは納得する。

 このように時々私は、植物と人がリンクする。

 ところでこの『結果を出し続ける人が夜やること』を読んで、私は生き方を教えてもらったような気がした。

 『竹のように』と。

 きらきらと暖かな陽光を浴びた鮮やかな若緑色の葉を茂らせ、しなやかで、どんな困難にも折れず、かと言って抗わず、風になびきながらも地下ではしっかり根をはれと。そしてしっかり張った根から、春が来たならば竹の子のように伸びろと。そう言われているような気がしてならない。

 これは単なる私が受け取ったインスピレーション。

 『心を整え、前に向く時間を意識して持つことで、日常でブレた自分を本来の自分に戻すことができます。』(本文より)

 これが後藤氏の生き方。

 だとしたら、私は何を目指す

 今、玄関先に目を向けると、西日を受けたプランターで、ポーチュラカが青空に向かって元気に咲いていた。

 

ポーチュラカ 花言葉 元気

 …


実はこの書評会には、後藤先生ご本人も参加されています。毎回書評の中から後藤賞が選ばれるのですが、私は準後藤賞にノミネートされました。

ノミネートされただけでも嬉しい。なんと言っても著者ご本人の評価だから。


今、この書評会での作品集が出版に向けて動き始めたようです。


もちろん私一人の力ではありませんが、何か形になるものに向かっていけるのは、嬉しいことです。


あらためて発信していくことの意味を考えていこうと思いました。