おはようございます😃

今日も朝が来ました。

ありがたいことです。

今日も精一杯生きます!


ふとなぜ教員になったかと、思い返してみた。

それは、全くの偶然だった。


特になりたいものもなく、なんとなく好きな星の観察して暮らせたらいいから天文学者っていいかも、なんてバカデカくて到底なれる頭などないのに、漠然とそんなことを考えていた高校2年生の時。
当時私は図書委員会副委員長(影では、鬼の副委員長と言われていたとか。当番活動厳しかったから。)だった私はなんと文化祭で図書委員会も参加をすることを決定した。
何をするか?それは図書委員会で地道にやっていた和綴じ本の作り方の講習会を開くというもの。
日本は独自のやり方で、束ねた紙に目打ちで穴を開け、糸で綴じた。その糸の掛け方が美しい。
それを知って欲しくて、文化祭でやることを決定した。
誰も興味をもってくれないだろうと思っていたが、意外なほど隣り小学校の子どもたちが来てくれた。作ったメモ帳くらいの和綴じ本をお土産にしていたから。

その中である一人の男の子に会った。一人で来て、黙々と作業していた。
と次の瞬間、
「ここから次どうやるの?」
と聞いてきた。
その時だ!まさに電撃が走ったような感覚!!
その子の目が今までに見たことない輝きをしていたのだ!
知識を純粋に求めてる目ってこんなに綺麗なのか!

この一瞬で私の人生決まったのだ。
もうあと先考えなかった。
自分が教員になるのが目的ではなく、もう一度あの瞳の輝きがみたい、ただそれだけだった。

仕事にしようとかそんなこと何も考えず、ただあの瞳の輝きがみたい、それだけだった。

教員になってみて、多くの子どもたちの瞳の輝きに会った。もっと見たいと思った。
どうしたら、もっと面白いと思ってもらえるか、
ただそれだけを考えていた。

子どもたちはどう感じていたかなぁ。
ただの自己満足だったかなぁ。

でも、私にとっては、どの一瞬一瞬を切り取っても、全てが私にとっての宝物。
お金は天国にもっていけないけど、私の心の中の宝物は誰にも奪えない。


みんなと会えて本当に良かった。


今でも講習会の男の子の瞳の輝きは目に焼き付いて離れない。



明日はだったらなぜやめたか、について。