いよいよ鬼滅の刃 第4話について。

実は、この第4話が、私にとって非常にごだわりのある場面です。まさに、今の私、それから今悩みを抱えて生きている人全ての人に当てはまるのではないかと思うくらい。
それくらい、
今!悩みを抱えている人
今!苦しみを抱えている人
今!悲しみに押しつぶされそうな人

に是非!見てほしい!

1話で妹を鬼に変えられてしまった主人公炭治郎が、鬼を追ってやってきた剣士、冨岡義勇に、狭霧山の鱗滝左近次を訪ねるように言われる。鱗滝からは、妹を連れて行くには覚悟が甘いと言われる。そこで意を決した炭治郎は妹を人間に戻すために鱗滝の修行を受ける。

第4話で、ある日突然鱗滝はこの岩を斬れとだけ言って、炭治郎に何も教えなくなってしまう。
それでも、炭治郎は修行を止めない。 

問1. なぜ炭治郎は一人でも修行を続けたのでしょう?

答.妹を人間に戻したい、つまり妹を助けてやりたいという強い気持ちが炭治郎を厳しい修行に向かわせていたんですね。

ところが、いくら頑張っても岩は斬れない。

ここから、炭治郎のセリフを追いながら、考えていきたい。

ただ半年経っても岩は斬れなかった
俺は焦る
足りない
まだ鍛錬が足りないんだ
もっとやらないと
もっと
俺ダメなのかな?
ねずこはあのまま死ぬのかな?
わーーーーー!
くじけそう!!
負けそう!!
がんばれ俺!!
がんばれ!!


問2.あなたはこれまで、頑張っても頑張っても成果が出ないという経験はありますか?その時あなたはどんな気持ちでしたか?

道徳の授業では、必ず子どもたちの内面に目を向けさせます。そういう経験があるか?たとえなかったとしても、もし自分がそのような状況だったらどう考えるか、を書かせたり発表させたりします。

この場合子どもたちでもわかると思いますが、身に滲みてわかるのはむしろ大人の方ではないでしょうか?
私は、この場面で涙が出ました…。
あ、これ自分だ…って。

今苦しんでいる人
戦っている人
それでも負けそうな人
わかりますよね?

自分では努力しているのに、どうにもならない。
頑張ってるのに!!

私たちは未来が見えません。
この先炭治郎はどうなるのでしょうか?
次の展開に続きます。