理科では、よく観察(かんさつ)をします。
なんでこんなことやるのー?
めんどくさーい
何やっていいかわからなーい!
っていう人いない?

ここから書くことはどの教科書にも書いていないかもしれない。
でも教科書の元になっている、学習指導要領というのには書いてある。

大切なのは、みんなが動植物などに目を向け、その変化に気付ける人になってほしいということなんだよ。

日本という国は、春夏秋冬の4つの季節がある。
一年の中でこんなに変化が大きい国は他にどれくらいあるかな?
それだけ自然の変化も大きいというわけだ。
日本人は、その自然の中でくらしてきた。
東京などは自然をあまり感じないかもしれないけど、食べものを考えてごらん、季節に大きくかかわりがあるんだよ。
それには、小さな変化もみのがさない観察力が大事なんだ。
例えばお米。農家の人は毎日稲のようすをみて、水の量や稲が病気になってないかをチェックする。そうすることで、どうしたらいいか考えてより良い方法が考えられるってこと。

だから、観察は理科だけじゃない。
スポーツだってそうだし、パティシエなんかも気温などで作り方を変えるなど他にも違いに気がつくことが大事な場面があると思うけど、その観察力を育てるのにやりやすいのが理科ということなんだ。

観察力みがくことの大切さ、わかったかな?