今週末は両日とも秋晴れ。
部屋から外を眺めると、澄んだ青空に、太陽の光を浴びてキラキラ輝く赤や黄色の葉っぱたち。
こんな天気の良い日は、ササッと洗濯や掃除をすませ、お出かけしたくなっちゃいます。
昨日は新潟市美術館へ「ピカソ 版画めぐる冒険」を観に行ってきました。
これまでに何度かピカソの作品を観たことがありますが、展示の中の一作品として観たことがあるだけで、ピカソの作品に絞っての展示は、今回が初めて。
ササッと描いたデッサンのような作品や、絵の具を滲ませて描いた水彩画のような作品、油彩で描いたポスターのような作品を、今まで絵画だと思っていたのですが、今回の展示で版画だと知りました。
版画は簡単そうに見えて、実は大変。
使用した石版を綺麗にするところから始まり、版を彫ったり、彫った版にインクを擦り込ませ、紙に写していくなどの工程一つ一つにとても時間がかかり、やり直すとなると、また同じ工程をやり直すことになるので、納得いく作品を完成させるまでには、かなりの時間と労力がかかるそうなのです。
版画の工程を知ることで、作品の素晴らしさが理解でき、より鑑賞が楽しくなりました。
ピカソは、好きなレンブラントやゴヤなどの巨匠の作品を模写し、構図などを学んでいたそうすが、ただ単に模写するだけでなく、ピカソらしい解釈でピカソ自身の作品として仕上げていました。
音楽で言う「サンプリング」とでも言いましょうか。
近代美術において革命を起こしたと言われるピカソ。
私の生まれる前から、絵画で「サンプリング」してたんだ!
そんな風に思うと、ピカソに対し、驚きと親しみが湧いてくるのでした。
続いて本日は新発田市にあるcaffenovaへ「平間至写真展 Still Movies」を観に行ってきました。
店内に展示されている作品のほとんどが、見覚えのある、私が青春時代を過ごした90年代の作品。
今見ても、色褪せることなく、カッコイイ。
作品を見ていると、被写体から声が聞こえてきそう。
平間さんは今、故郷の塩竃が東日本大震災の被害にあい、多くの人々の命を失ったことをきっかけに、東京で写真館をやっているそうです。
生き生きとした魂を残すために。
「人は、ダンスのように肉体を動かすことをきっかけに解放されることがあると思う。
肉体のグルーヴを持って、生き生きとした魂を写真にする。
その写真は大切な何かを語り出すのではないか。」
平間さんが田中泯さんを撮影した「Last Movement」を友人の印刷会社が製作しています。
caffenovaの店主が、ちょうどその写真集をお持ちで、見せて頂きました。
「Still Movies」とは打って変わって、私が今まで平間さんの作品で見たことのなかった、泥臭く、被写体から魂の叫びを感じるような作品の数々。
素晴らしかったです。
11月30日に新発田市諏訪町にある三光寺で、橋本拓也さんが踊り、平間さんが写真を撮る「Live Photo Session」が開催されるそうです。
「肉体のグルーヴを持って、生き生きとした魂を写真にする」瞬間を生で見ることができる機会!
私は都合が悪く、行くことができませんが、面白そうなので、お知らせしておきます。
ケイト・モス♡
細野晴臣さんの写真もありました!







