高齢者を中心に
買い物弱者と呼ばれる人々が
増えているといわれています。
 
 
 
あなたは、親がどこでどんなふうに
買い物をしているかご存知ですか?
 
 
 
私の母は1941年生まれ、
2020年の今は79歳。
 
 
父が亡くなり、
ほぼ毎日車で通っていた病院への
お見舞いの必要がなくなったため、
少ししてから免許返納をすすめました。
 
 
 
 
 
 
実家は交通の便が悪いので
不便になることは分かっていましたが、
賢明な判断だったと思っています。
 
 
 
しかし免許返納後、
車で用を足していた買い物については、
試行錯誤が続いています。
 
 
 
徒歩圏内にスーパー、
衣類や雑貨を買えるところはあります。


だから最初は

「あまり問題はないはず」

と思っていました。
 
 
 
でも母は私が思っている以上に、
買い物に不安を感じていたのです。
 

 


たとえば衣類

 

 

母は適量を持っていて、

困っているようには感じられなかったので、

正直あまり気にしたことがありませんでした。


 

 

でも今年の夏、

母が入院、手術をしたことがきっかけで、

急にその点が気になり始めました。


 

 

なぜかというと入院に際し母は、

荷造りをする段階から

とても心配しだしたからです。

 

 

「たったの1週間の入院期間で

 何をそんなに心配しているの?」

 

 

よくよく聞いてみると、

 

他人様の目に触れるところで

 寝泊まりするにはキレイな下着を揃えたい

 

衣類は生協のカタログで

 買ったりもするけれど失敗も多く、

 返品が面倒でそのまま着ているため

 しっくりくる衣類が少ない

 

とのこと。

 

 

なるほど、

そんな事情があったのかと

この時始めて知りました。

 

 

 

そこで買い足す前に、

より細かく丁寧に

衣類の整理整頓をすることに。

 

 

すると本当に必要としている物が

見えてきました。

 

 

そこでしっかりチェックできたので、

先日は秋冬物のくたびれているインナーを

一緒に買いに行くこともできました。

 

 

 

免許返納した親世代は、

 

「本当に欲しい物・必要な物」

 

を容易に買いに行くことが

できなくなっています。

 


たとえば、

 

パソコンを使えない人は

 ネット注文することができない

 

パソコンを使えてネット注文できたとしても

 間違って注文してしまった物の返品が

 億劫になってしまう

 

身体の調子の波が大きく、

 買い物に行く気力のない日が多い

 

筋力が弱って重い物を持てないため、

 少しずつしか買えない

 

など、理由は様々です。

 

 

親の代わりにネット注文を

してあげれば良さそうですが、

実家の物の状態を把握しておかないと、

それも難しいと思います。


 

 

「何も言わないから大丈夫」

 

ではないことも多いこの問題にも、

整理整頓は欠かせないことなのです。

 

 

 

 

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