あたしは、いつも「こいつが大嫌い!」と、外で歩くとビルに写る自分に言い捨てていました。
なんて醜い女なんだ。
なんて最低の生き物。
特にあたしは、チビでデブでブスだし。
頭が悪いし、洋服のセンスもないし、高校では寝てばかりで起きてもいられない。
弟には馬鹿にされて、お母さんは私を怒ってばかりいる。
お母さんは、弟たちのほうがあたしよりずっと話しやすいというし。
男だから余計大事にしているし。
あたしは、女で生きている価値がない。
夢なんて、自分で叶えられもしない、自分を実現もできない。
クズ過ぎる。
あたしは、ずっと自分にこんな言葉をかけ続け、そして自分いじめをしていました。
いえ、自分をいじめていると思ったのではなく、嫌いな自分に文句を言っていたという事のほうが正しいと思います。
あたしは、文章を書くことは好きだったので、いくつか書いた漫画や文章は、いつも「和光さん、遠慮なく言わせてもらうと主人公いじめですよね。」と感想をいただいていました(苦笑)
主人公も自分のこともいじめて当然という感覚だったんです。
今は、こんな自分への文句を書くことのほうが冷や汗が出てきます。
だって、たとえ自分にでも、文句を言う事は嫌な気分がします。
安心しました。
もう自分否定は遠のいたんですね。
こんな、文句っていやなものだし。
あたしは、文句よりも「こう思うからこういう気持ちで・・・」と説明することが多くなった今、昔の自分いじめは捨てているのだなと思って安心しました。
あたしは大分変わったんだと思えるからです。
嬉しいことです。
自己否定や自分いじめは捨てられます。
あたしは、自分をいじめる時、沢山自分をたたきました。
叩いて叩いて、こんなあたしなんか死んじゃえ、お母さんに普通に口も聞いてもらえないあたしは死んじゃえって、何度狂おしく思った事でしょうか。
常々、お父さんに感情的になるなと言われ、どんな感情を出すことも止められて、暴れることもできなかったあたしは、お母さんに理屈であたしを可愛がってほしいと何度も説明していました。
お母さんは、あたしに「お母さんは、うちの太陽なんだから、笑っていないといけないんじゃないの?」なんて子供から言われてうるさがっていました。
そこには、暴れて駄々をこねてあたしをかわいがってほしいと思う、いい大人の私の子供の心がありました。
ですから、もうその頃には水が上から下に流れるように、普通に簡単に自己否定することが簡単なあたしだったのです。
自己肯定感は生きていくのにとても大切な感覚です。
自己肯定ができなくて、自分の感情や直感が使えなかったあたしは、人間関係の中で起きたあることでPTSDにかかってしまいました。
何年も原因を探したからわかった事でした。
心が健康だったらそんな目にあうことは避けられたかもしれないと、すごく思ったことがきっかけでした。
だから、どうにか自分を回復させようと様々なスキルを試しました。
その一つとして、沢山、鏡に映る自分に向かって「愛しています。ありがとう。」と毎日言いなさい。というやり方があります。
自己肯定感の回復の方法ですが、でも、あたしは鏡の中の自分の顔が大嫌いでした。
年齢を重ねると、ますます、お母さんに受け入れてもらえない自分が嫌いでいじめましたから、こんな簡単な方法もなかなか手ごわかったのです。
第一、鏡の中の自分が見られなかったのです。
でも、苦戦しつつもやはりコツコツと重ねてここまでやってきました。
自分に言う事は、自分の脳に聞かせることでもあります。
幼い時から肯定の言葉を聞いて育った人は、人生が楽です。
余計な、自己否定の言葉を聞いていませんから。
一度入ってしまった「自己否定」を消すことこそが、なかなか難しいのです。
そんな時、あたしは【マインドフルネスタッピング(R)】に出会いました。
PCを想像してみてくだい。ハードとソフトでできています。
いらないソフトはアンインストールすればよいのです。
【マインドフルネスタッピング(R)】でアンインストールしてみましょう。
だって、まず、自分がどんな状況なのかわかっても、具体的に行動を起こさないと前に進みません。
心の傷は傷として、誰かに聞いてもらったり、紙に書いて捨てたり、イメージを使って別のイメージと入れ替えてみたりいろいろやってみないといけないんですよ。
そのうえで、やはり手放せない強烈な感情は、なかなか心から追い出すことができないこともあります。
忘れて、考えないようにする?
いいえ、そう思っても簡単には無くなりません。
そんな強い感情を手放すための方法が【マインドフルネスタッピング(R)】なんです。
自己否定があるなら、そうなった時の感情と共に捨てればいいのです。
その先にある、嫌いじゃない自分のままで生きる未来をつかみましょう‼
自分と、手を携えて前に進みましょう。
ワクワクする生活を手に入れましょう
参考:【マインドフルネスタッピング(R)】一般社団法人イーモアマインドクリエーション協会