外国に行くとき、日本人のあたしは、ツアーガイドに「宗教を聞かれたら、ブッディストと言って下さいね。」と言われたことがあります。
あ、皆さん、あたしは、ごく普通〜の日本人なんで、実家には仏壇と神棚があり、クリスマスにはケーキを食べて、バレンタインデーには仕事先で、義理チョコを配ってました。
初詣は、寝正月なんであまり行ったこともないし、お墓参りもまあそれなりの回数です。
そんな、ほとんど海外に行く時くらいしか気にしていない宗教ですが、高校に行ったら、生物の先生が「人は、死ぬから宗教が出来た。」といいました。
で、そのまま聞き流し放ったらかしの教えになってました。(先生、ごめんね。何も考えない生徒で。)
でも、あたしが、アダルトチルドレンからの回復の様々な方法を学んでいたら、これさ〜宗教なんじゃないの?これやってたら、もしかして自動的に何処かの宗教に踏み込んじゃうのかな?
って、疑いを持って、やばくないの〜?と考える時期がありました。
怖そうな宗教もありますからね。
あたしは、そういう怖いのは苦手です。
はまる根性もないし、あたしは、ごく普通の日本人ですから、宗教については特に信念はありません。
で、なにが「これさ〜宗教なんじゃないの?」かっていうと、
あたしは、アダルトチルドレンからの回復のために、カウンセリング、メディテーション、チャンティングなどにかなりの時間をかけました。
勿論他にも、怒りや悲しみを紙に書いて捨てたりする作業のようなものもあります。
ロールプレイと言って、劇のように傷を受けた場面を再現して、感情を出したりやり直しをしたりしたこともありました。
自己主張が苦手だから、とりあえず自分の気持ちを言葉にしたりのトレーニングもしました。
まあ、とにかく自分に必要と思うものであれば何でもやってみて回復と成長を目指します。
カウンセリングは、懺悔。
メディテーションは、瞑想。
チャンティングは、仏教などでよく聞く御詠歌や、讃美歌など。
つまり、宗教って人間が幸せをつかむための要素が多いってことはわかります。
最初の宗教者は、人が幸せにその人生を送れるようにそのやり方を伝えたのではないかって考えられます。
心理学者で、哲学者たちだったのでしょう。
でも、そんなに大昔に、それがわかっていたというところがすごいなと思います。
なので、心に傷を受けた方々が、それを機会に宗教を学ぶことは理解できるような気がします。
癒されたいのですものね。
ただ、それらの作業の中になかったものがタッピングでした。
傷が軽いものであれば、それらの作業をこなすことで十分に心が癒されます。
でも、強い感情を伴う心の傷はなかなか癒えないことがあります。
時間をかけても手放せなくて、一生モノの傷になることもあります。
そのようなときは、【マインドフルネスタッピング】を試してみてください。
強い恐怖や悲しみを、手放せるかもしれません。
あたしも、そうやって心の成長と回復をしてきました。
自分を、せっかく生まれたこの世界で十分に生かしてください。楽しんでください。
それがあたしの願いです。
参考:【マインドフルネスタッピング】一般社団法人イーモアマインドクリエーション協会