過去のメルマガです。今はもう人の言う事聞いて深呼吸できると思うよん。笑。 | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

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はい、突然ふと思い立って行動するシリーズ!

過去メルマガ「幸種(しあわせだね)」の掲載です。合格
(昨年12月以降、またまた、すっかり忘れていることに気づきました)ドクロ

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過去のメルマガは、ブログにて、ちょいちょい載せていきます。
過去ものですので、少々、古いものではありますが、何かの参考になれば幸いでございます。
今日は、2013年10月のメルマガです!

_________________________
こんにちは、田中ウルヴェ京です。
夏に逆戻りしたような不思議なお天気が続いております。
お元気でいらっしゃいますか?

さて、わたくし。
一応、メンタルトレーナーのはずなんですが、そりゃー、自分のメンタルのアホさで
自爆することは当然あって。常に日々反省なわけです。

最近の、あまりの自分っぽいストレスで笑ってしまったことを一つ。

そもそも私は、認知行動療法のアプローチでいえば、「人様から過度な一般化をされるとストレスになる」というアホな考え方のクセを持っております。

Overgeneralizationということですが。

たとえば、「まあ、田中さんは女性だから仕方ないですよ」というようなコメントをいただいたとしたら、私の頭の中では、突然たーくさんのセルフトークが浮かんできます。

「女性だと、このことは仕方ないってのは、あなたの意見であって、それを言うなら、仕方ないことだと僕は思います、じゃないの」という相手の「女性についての考え」に突っ込みたくなったり。

あるいは「たとえもしも、女性であれば、そう思うのは仕方ない、とあなたが思ったとしても、
なんでその方式が、私にも当てはまるということが、あなたにはわかるのか?」
と、相手の「私は性別でいえば女性」=「私は女性としての考えを持っている」となる一般化に突っ込みたくなります。

そして、「Who is “woman” anyway???」まで頭の中では、発展します。

はー。理屈っぽい。
だいたい私は、面倒な人です・・・。汗。

で、先日、雑誌のインタビュー取材後の撮影でこんなことがありました。
とても優しく穏やかなカメラマンの男性が、私の全身写真を撮影される前に、
おっしゃいました。
「それでは田中さん、よろしくお願いします。
はい、では撮影前に、大きく深呼吸しましょう!
はい、吸ってー!」

その時、私はストレスになりました。笑。
自分の思考、まったくもっておかしな話です。
おそらくこの場面をどなたがご想像くださっても、何のストレスにも、なりえるような状況ではないかもしれません。笑。

ここで私は、頭の中で、こんなことをつぶやきました。
「なんで、深呼吸なんだ?」
「深呼吸すると良い笑顔が作れるってことか?」
「そもそも、私という人間が、笑顔になるために、深呼吸が必要であると、この初めてお会いした人が、なぜ判断できるんだ?」
と、どんどん無意味な思考を思い巡らしました。笑。

同時に、自分自身、頭の中で、「あー、自分、またアホな考え方のクセが出てるなー」
と、可笑しくなってきました。

結局、私は、「人に言われて深呼吸などしたくない」という無意味なエゴもあったので、
「いや、深呼吸しなくていいっす。だって、深呼吸なんてしたら、暑くなっちゃうから」
とアホな言い訳をして、人様の言うことを聞かず、
「どんなことをしてでも、いい笑顔で、この現場を終わらせるのだ」
という、これまた無意味な闘争心で、その場を終えました。

だいたいですね。
ほんとーーーに、我々は、むちゃくちゃ勝手に、目の前にストレスを作ることが得意なのだ
ということを物語っている自虐話でございます。

私たちをストレスにさせるのは、「目の前の事実」でもなければ、「過去の失敗」でもありません。

実際に起きた事実自体が、自分をストレスにするのではなく、その事実を「自分がどう受け止めるか」で、「自分で自分を」、ストレスにすることも可能だし、温かい気持ちを育ませたり、学びを得ることも可能。

自分という人間は、どんな思考クセを持っていて、そのクセによって、事実をどう受け止めるクセがついているのか。

そのことに「ただ気づいておく」だけで、「勝手に自分をストレスにさせている最中」でさえ、
「あー、きたーきたー、また自分の思考クセで、目の前の事実を曲げて解釈してるぞー」と客観視できる。

客観視できると、たったそれだけで、「その場での行動を変えることができる」。

大事なのは、ストレスにならないことではなく。
たとえなっても、その後の「行動」に悪影響を及ぼさないこと。
さらにマイナスの連鎖を作らないこと。

そして根底で再確認しなければならないことは、「他人や環境」が自分をストレスにさせるのではなく、「自分自身が、自分をストレスにさせているだけなのだ」という「事実」。

自分をマイナスに「できるのなら」、当然、プラスまでいかなくても、「ゼロ」に戻すことだって、
自分でできる。

ゼロからマイナスへと左に動ける力があるのなら。
同じエネルギー量だけ、右に自分を動かせば、元に戻る。
べつに、建設的な思考とか論理的な思考は難しいことじゃない。
エネルギー方向が逆なだけ。

ま。
久しぶりに、
コーピングの基礎部分をちょっと自虐ネタとともにお伝えしました。

いつかまたカメラマンさんに深呼吸しましょう!って言われたら、
堂々と楽しく深呼吸をしてみますです。はい。

皆様にとって、また1ヶ月が素晴らしい日々でありますように・・・。
いつもありがとうございます。

今日の幸種:
It's not what you are that holds you back, it's what you think you're not.
あなたを束縛しているのは、今のあなた自身ではなく、「自分はこんな人間ではない」というあなたの思い込みだ


2013年10月12日
田中ウルヴェ京