メンタルトレーナーの差異 | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

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明日、松任谷正隆さんと中井美穂さんのラジオ収録の仕事があります。

事前に送られてきた構成案を今、見ていて。

色々明日はメンタルトレーナーという仕事についてお聞きいただくことになりそうです。

で、
いただいた構成案のなかでの一節。

「メンタルトレーナーという仕事も、以前に比べるとすごく増えましたよね?
経営者としての企業努力という意味で他との差異を出していらっしゃる点は、どんな点ですか?」

おお。
そんな話をさせていただけるとは。

日本は、資格のない人でも、心理学が学術的背景にない人でも、
自称メンタルトレーナーが、通る世界です。

不思議なことに、
日本は、
「独学で、メンタルトレーニングを学び」とか
「独学で、心理学を学び」とかって書いていても、それで、納得する世界があるようです。

すごいなあ。すごい信頼だ。
そんな「ざっくり」でも信用してもらえるってことだ。
そもそも
独学って、どういう基準で、何の独学をすると、独学したって言えるんだろう、、、?

だれでも「独学」はできるもんね。

何の独学だと思うから、人は信用するんだろう、、、?
種類がわからないし、専門範囲もわからないし。

たとえば、目医者なのか、耳鼻科なのか、皮膚科なのかわからないで、自分の身体をみせにはいかないのに、
心理だと、
どの部分の専門の心理屋かの専門範囲がわからなくても、信用するってことだろうか?

それとも、そこまで考えないのか?

ま。
ただ、同時に、
資格をもってりゃー、心理学系の、臨床心理でも、スポーツ心理でも、大学院を出てりゃー、信頼おけるメンタルトレーナーになれるわけでもありまへん。

スポーツ心理学を学んでいる大学院生にも、それはしっかりお話します。

ここがそりゃ、難しいところだ。
頭でっかちの認定メンタルトレーニング指導士で、この人に心理は預けたくないよーって人だって、そりゃいる。当たり前だ。どんな専門資格でもそうだ。
一般化はできないのです。

だから同様に
そりゃ、
独学だろうと、無資格だろうと、しっかり選手との信頼関係を構築し、しっかり成果をあげている方々も沢山おられると思います。(ま、成果って、またどう定義するかが別問題ではある)

ということは。
私の差異は何か。

少なくとも、自分が思っている主観的差異と、人が判断する客観的差異には、それこそ、「差異」があるよね。笑。

日本スポーツ心理学会認定SMT上級指導士という資格が、差異になることもあれば。
アメリカの大学院で認知行動理論を学んだという背景が差異になることもあれば。
選手だったとか、代表コーチをやったとかっていう実践背景が差異だろって思われることもあれば。
女ってこと、経営者ってこと、ピラティスもメンタトレーニングの範疇にいれてる、、などで差異だと思われることもあるだろう。

差異。
素晴らしい質問だ。

自分が差異だと思ってる主観的事実とは、違ったりするのが面白いところだ。

だから経営では、自己客観視が重要になりますね。

さて。

結局、
資格を持っていても、それだけじゃなかった。
学術的背景を持っていても、それだけじゃなかった。
元選手や、元コーチといった実践的背景を持っていても、それだけじゃなかった。

などなど。

っていう、「あれ、○○だと思っていたのに、○○だ」
っていう「目からうろこ」と思ってもらえることが差異。

ってのは、ホントいい。
そういう人。
男女関係なく、国籍関係なく、カッコいいと私は思います。

少なくとも、私が、いろんな興味ある著者や教授に初めてお会いする時に、
そこを「選ぶ差異」にすることは多いと思う。

うひゃー、
この人、枠がないぞーーーー。
どこまでいくのだーーーー。
みたいな。

それは興奮する。笑。

おっと時間だ。

オンエア日をまたお知らせさせてくださいませ。

うう、
中途半端な気分だ、せっかく、意識がウチに入ってきたのに。
(これが、主婦という立場でのストレスだ。いかんいかん、すー、はーーーーーーー。)

すみません、いまから、ママ業に戻るのです。数時間だけ。

らーららーのらー。(根拠なきポジティブセルフトーク!!!で、気分だけでも切り替えるっ)

絵文字、やっぱり面倒だから、やめたのだ。笑。
(京のどう考えても昼一番)