Jリーグで選手のセカンドキャリア支援の開発当初にキャリアトランジション研修や目標設定研修などをさせていただいたのが2002年。
まだ当時は、自分が2001年に帰国後、日本にも絶対に必要だと思って競技引退の支援を広めようと思っても、
じぇんじぇん、マイナス意見をいただくことも多かった。
そのなかで、最初にJリーグキャリアサポートセンターだけが、「なにかやらなければ」という問題意識をお持ちだった。
JOCでは、説明に伺ったが、自分の説明も乏しく。わかってくださる方はそりゃいらしたが。
でも、現場の特に様々な競技のコーチ陣には、当時は、「頼むから、選手に引退なんて言葉を出さないでくれ」と
非論理的に反対された。
そもそも反対する理由も具体的なことはなかった。
たんに、「なんとなくダメ」ってことだった。
ま、当時は、メンタルトレーニングをアメリカで勉強してきました!って言っただけで、批判されることも多かった。
(自分の反省は、伝える力の乏しかったことだ・・・爆)
やがて、Jリーグでの活動が出てくると、JOCでも、、、ってことで、話があがっていった。
そうすると、もちろん、日本には、沢山の競技引退についての有識者の皆様が当然いらっしゃるわけで。
色々できあがっていった。素晴らしいことです。
そんな時にJOCでの視察で自分はオーストラリアのACEプログラムに訪問した。
とっても学ぶことが多かった。
そのACEが、またどんどん広まっているようで。
このシステムが少しでも、現場のためになるように。
アスリートの本当の意味で、役に立つように。
だって、役に立っているように「みえる」ってだけのプログラムは多いので。笑。
その精査は、誰でもない、コーチや選手がやらねばならん。必要なのは情報収集力。そして仕分け力。
情報収集力に必要なのは、そのベースになる知識だ。
広く浅くいろんな人の意見を聞く。いろんな価値観にふれる。
スポーツ大嫌いな人とも交流を深める。
そんな経験がないと、情報収集力は養われない。
ばーっと突然思いついたこと。以上。