13歳の男の子の心臓移植についてのお願いです | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

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突然すみません。

私は、有森裕子さんが取締役をなさっているライツさんと、よく仕事をご一緒させていただきますが。



そこのライツの古西社長の息子さんのお友達、岩田天晴君(13歳、千葉市在住)が、今年2月に拡張型心筋症を発症し、心臓移植以外に助かる途がないという状況なのだそうです。



私のブログをお読みいただいている皆様には、子持ちの皆様も多いように存じ上げます。



私。

この天晴くんのお母様のご挨拶をHPで拝見してしまい。

同じ子供を持つ身。何かさせていただければと思いました。



この世の中。

命を助けるときに必要なのが、残念ながらお金です。

しかし、そのお金は、一人ひとりで考えれば、1000円でも500円でもいいのです。



ランチ一食分でいいのです。

コーヒー一杯でいいのです。



私は臓器移植のNPOにも携わっていますが。

移植が成功した若者は、それはそれは、様々な苦労を乗り越え、ステキな成人になっていらっしゃいます。



もしもご賛同いただく方がいらっしゃいましたら、

まずは、下記が関連HP


天晴君を救う会公式サイト http://www.tensei-aid.com/wiki.cgi?page=FrontPage




そして、募金はここです。




http://www.tensei-aid.com/wiki.cgi?page=%CE%BE%BF%C6%A4%AB%A4%E9%A4%CE%B0%A7%BB%A2

を引用。


募金のお振込先

口座名:「天晴くんを救う会」(テンセイクンヲスクウカイ)

ゆうちょ銀行
記号10150 番号:76327571

千葉銀行
千葉駅前支店 普通預金 口座番号:3611882

京葉銀行
西千葉支店 普通預金 口座番号:6427351

三菱東京UFJ銀行
千葉支店 普通預金 口座番号:0021812

三井住友銀行

千葉支店 普通預金 口座番号:7859463

みずほ銀行
千葉支店 普通預金 口座番号:1722973

【米国からの募金について】
米国ご在住の方で小切手にて募金いただける方は、Mr.Nobutaka Kanaji宛振り出したドルチェックを天晴くんを救う会事務所までご送付ください。 チェックの到着日のレートにて円貨に変換し募金振込みさせていただきます。 米国の小切手に限られますのでご注意ください。






最後に。

HPにある、ご両親様のご挨拶です。


天晴は病気知らずの元気な子供として成長してまいりました。
小学校時代は地元のサッカーチームに所属、地域のマラソン大会に参加したり、
中学生になってからはテニス部に入るという、活発な子供でした。

ところが今年の二月上旬、千葉県の「なのはなテニス大会」を目前に控えていた頃
珍しく風邪をこじらせたような症状が続き、近くの病院を受診。
改善されず、総合病院を受診したところ低血圧と脱水症状のため即日入院。
その晩に呼吸不全があり、翌朝のレントゲンで心臓の拡張が認められ
救急車で千葉大学附属病院ICUに搬送されました。
診断は「特発性拡張型心筋症」
子供では30万人に1人か2人に発症といわれる、先天性でもなく遺伝性でもない予後の悪い難病・・・・
突然の宣告は、受入れ難く、胸がつぶれる思いでした。

原因不明の病気だから、原因不明のまま治るかもしれない、という我々両親の一縷の望みも秘め、心拍数やエコーの心臓の動きを祈りながら見つめて、内科的治療を進めてきました。
しかし五月の連休頃から心不全は急速に悪化、内科的治療が限界になり
五月末にヘリコプターで東京大学附属病院に転院、外科的治療が開始され、
六月になり補助人工心臓を装着し、現在に到っています。

補助人工心臓が装着されるまでの集中治療室での数日間は、最高レベルにまで心不全、呼吸不全が悪化していたため
眠れない、食べられない日々が続き、本人も、側にいる我々両親にとっても辛い時間でした。
時には祈りとも叫びともつかない『生きたい!まだ死にたくない!』ということを口にし、またある夜には、やせ細った顔に目だけがキラキラと澄んで
『家に帰りたい。家にちゃんとサヨナラしていない。』とつぶやきました。

風邪だと思い外来で受診した本人は、
まさかその日からずっと家に帰れなくなるとは想像もしていなかったことなのです。
あの時の息子は生死の淵に立っていたのだと思います。
普通でも両親とのコミュニケーションが難しい年頃になり、
かつ病気によって極端に口数も少なくなった息子が我々両親に
とても素直に『ありがとう』と言いました。

眠れない長い夜、消灯された病室で私達の顔をしっかり記憶に収めようとするかのごとくジっと見つめ『ありがとう。僕に気にせず、ちゃんと寝てね。』と。
実際この後、一時心肺停止に陥り、あぁ、もう駄目か・・・と思った瞬間もありました。
先生方の素早い応急処置と、本人の「生きたい!」という強い意思が通じたのか
命は繋がれ、翌日の手術により体外式の補助人工心臓が装着されました。

今は補助人工心臓のお陰で、眠ることも、食べることもできるようになりました。
ただ本人の心臓は、左心のみならず右心不全もあり、極めて悪い状態で、不整脈など様々な合併症の不安の中、命を繋ぐには、出来るだけ早く「移植」するしか途がありません。
そして15歳未満の臓器提供が法的に禁止されている日本では、その機会がほとんど無いに等しい現状です。悩んだ末、米国での心臓移植を決意しました。
是非、皆様の温かいご支援とご協力によって、命を繋がせていただけたらと切に願います。

身近な方ばかりでなく、まだ見ぬ方々の善意におすがりするのは、
誠に心苦しく、申し訳ない思いで一杯ですが、「命を救いたい、繋ぎたい」その一心でお願い申し上げる次第です。
どうか、お力をお貸しください。

2008年 9月