スケート織田選手の飲酒運転報道 | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

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もしかしたら、自分がブログで書いてはいけないことなのかもしれない。


それは百も承知で書くことにした。


なんていったらいいのだろうか。

はっきり言って、今朝、このことを朝のニュースで見た時。

その報道のあとの意見として、アナウンサーの男性が、

「まったく、織田選手、自覚のないことをやってくれましたねっ」

というような怒ったようなコメントをされた。


非常に違和感だった。

思わずそのアナウンサーの方に向かって、

「who do you think you are?」

って語りかけている自分がいた。


わかっている。

良いことか悪いことかと言えば、飲酒運転は悪いことだ。

そんなこと誰でも知っている。

当の本人が一番認識しているはずだ。


そして、オリンピック選手やプロ選手は、公人だ。

本来、アマであるオリンピック選手を、プロ選手と一緒に考えることはどうかとも思っているが、でも、今の時代、アマといっても、社会的、経済的側面を考えれば、fine lineであることはわかっている。


話をもとに戻すが。

公人だ。

ロールモデルという立場である必要もあるだろう。


そんなことわかっている。


しかし。

日本の「罪」に対しての攻撃の仕方って、どうなんだろう、、、。


涙の謝罪会見ってどうなんだろう、、、。


何度も言う。

悪いことは悪い。

それはわかっている。

でも、その事実に対してのアプローチの仕方は、どうなんだろう。


なんで日本は、そんなに「きっちり正しく」するんだろう。

なぜ「ちゃんとしなきゃ」いけないんだろう。

きっちりしっかりちゃんとすることによって、失うものってあるんじゃないだろうか。


ああ。

書き方が悪いな。

なんて書けばいいのかな。

難しいな。


ただ、おこがましいかもしれないが、唯一、同感したコメントをおっしゃったのは、とくだねの小倉智昭さんだ。


「悪いことなんだけどねえ、でもねえ、なんていうのかなあ、このことをどう社会は捉えるのかなあ、、、」

と、口ごもっておっしゃっていた。

なんとなく、勝手に、その行間を理解してしまった気になってしまった。


まるで突然に、正義感のかたまりのように、他人を悪人よばわりして、

選手としての自覚がないだの、

選手として失格だ、だの、いってのける人がいる。そういう人。


おーおー、あなた何様?っていうのは、違和感ある。


人間そのものと、その人間が起こした軽率な行動という意味での事実をごっちゃにして責めていないだろうか?