サンフランシスコで一人で考えること | 田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

田中ウルヴェ京オフィシャルブログPowered by Ameba

とにかく怒濤の2週間。

14日にモントリオールに入って、昨日、サンフランシスコに移動してくるまで、まったくバタバタした日々だった。


選手のころ、そしてコーチのころは、自分たちが主役と当然思っていたから、自分たちのこと以外はまったく見えていなかった。


これだけ周囲が動いているということ、今回また改めて認識した。


今回はテレ朝さんの実況解説という仕事もあったが、それ以外にFINAのお仕事もけっこうあった。仕事のなかでは、様々な方々にお目にかかった。真面目な会議ももちろんあったけど、でも、これは日本でも同じだけれど、やはり、本音トークは、深夜の大騒ぎのなかでが一番多い。自分が飲める人間で良かった。


ここ数日間、あまりの知的にも精神的にもエネルギーの高い人々にお会いしているので、光栄と同時に、世界の広さ、視野の広さ、人間の幅、深さ、仕事の面白さ、、、に改めて圧倒された。


スポーツでの一流とでもいえる方々。アレクサンダー・ポポフ氏。世界でトップで居続けることの考え方、選手としてだけでなく一流の人間としての目標設定の仕方。色々深く話せたけど、本当にいじわるな質問にも笑いながら答えてくれた。


いつも会うジェネット・エバンス。また一回りステキな女性に進化していた。


会長をはじめ、FINAの理事の方々。会議以外で会うと、とても楽しくお話してくださる。


その他の大会関係者の方々。刺激になることばかりだった。


なんだか異次元から戻ってきたような私がサンフランシスコ空港に降り立って、「さーて、どうやってCITYまで行こうかな、シャトルは面倒だし、タクシーにするかな、、、」と思っていたところに、隣で、インフォメーションディスクに「CITYまでのタクシーはいくら?」と聞いている男性が。


きちんとしている(いそうな)方だったので、思わず「タクシー代、スプリットしません?」

ラッキー、神様ありがとうございます!

しかも運転手さんは、偶然にも、イギリスに留学時代に日本人女性とつきあっていたとかで、「日本人は素晴らしい!本当にお世話になった!」なんていって、タクシー代をかなり負けてくれました。

誰だか知りませんが、この黒人の運転手さんとイギリスで付き合っていたという女性の方。本当にありがとうございます。


昨晩は、私のメンターであるジムテイラー博士の家にお邪魔して会議。

またまた心理の勉強とディスカッションでとっても刺激的でした。やはり自分は心理が好きなのだと再確認。

そして、慣れないけれど、契約の話も色々頑張ってしてきました。(これはやっぱり苦手。だから私はビジネスパートナーが必要、、、。)


今日は、早朝からホテルにこもって仕事。

やはり一人でいると、時間を気にせず没頭できる。

あまりに没頭して食べるのを忘れて、「あ、お腹すいたな」と思って時間を見たら、午後3時だった。あら、私ってば、朝6時から何も口にしていなかった、、、。


今晩は、またステキな方にお会いします。楽しみです。

忙しいし、緊張する日々だけど、自己向上につながる日々を与えてくれている周囲の方々に本当に感謝します。


気持ちを新たに、頑張ります。