昨日のサンデージャポンで金子恵美がコメントしたことでお騒がせをしていますので、
以下にその真意を少し詳しく記載したいと思います。
 
以下、本人より
 
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私は初当選から10年間、新潟市議会議員、県議会議員、国会議員を務めさせていただきました。
10年というのは一つの区切りであり、政治の世界で私なりに一定の任務を果たさせていただいた想いがあります。

最後に務めた国会議員としては、私の力不足で本来、私を近くで支えていただくはずの地元の県議会議員との軋轢がどうやっても解消されませんでした。日参しても居留守を使われることも茶飯事でしたが、一番私の中で辛かったことは「政治と金」についてのそもそもの価値観が異なっていたことです。

私の政治の師は、父でした。父は政治家の資金の問題には清廉潔白であるべきだと、私に背中を見せて教えてくれました。
その父が今年の5月に亡くなったことも、これからの私の人生を考える上での大きなきっかけとなりました。
 
また、今だから言えることですが、私は国会議員になりましてから原因不明の目眩を患っていました。
幸いにも最近では、嘘のように目眩がなくなりました。
父の死とともに健康も意識するようにもなりました。
 
何より、現時点で私の後任も決まっているとのことで、ここは私の出る幕ではなく後任の方に頑張ってもらいたいと思います。
この状況を鑑み、政界からの引退を決意しました次第です。

繰り上げ当選の可能性を質問されることがありますが、謹んで辞退したいと思います。
そもそも、比例復活制度というものには常々反対をしてきた立場ですので、その気持ちは揺るぎません。
これからもしっかり子育てをしつつ、メディアや講演の場を通じて情報(政治に関する内容を中心に)発信していきたいと思います。

これまで応援して下さった皆様には心から感謝を申し上げ、そのご恩に報いるためにも新たな世界で社会貢献に全力を尽くしたいと考えております。

本日まで大変お世話になりました。
今後ともご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
 
令和元年十月六日
金子 恵美 拝