こんにちは。

趣味の音楽案内人

みやけです。

 

沖縄県知事、玉城デニーさんの当選が嬉しいです♡

 

安心・安全な暮らしに少しでも近づいていきますように。

 

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教えることと、育てること。

教室なんだもの、どちらも大事なんだけれど、

グループレッスンでは特に、育てることを大切にしたい。

だから、いろいろな機会を作ることで、

本人たちの経験や体験をとおして、

そこから何かを感じて、豊かさ、深さにつながっていくようにと考えています。

長期の継続レッスンだからこそ得られることを、高めていきたいところです。

 

 

小学生グループのリコーダーについて。

 

レッスンでのリコーダーの時間はあまり長くないので、

もう少しリコーダーの時間を増やしてレベルアップを図るとともに、

リコーダーアンサンブルに向けての、

まずは意識づけ。

 

まだ、あと何年か、かかるかもしれないけれど、

多声部のポリフォニーの楽しみを体験していきたい。

 

今のところのアンサンブルは、

エチュードの中での、私とのカノンやデュエット。

 

子どもってすごいな~と思うのは、

デュエットで一緒に吹くと、何かアドバイスしなくても、

音色とか曲の雰囲気を感じとって吹いてくれること。

 

私がもっと音楽的に演奏すれば、もっと変わるよね。と、

自分にはね返ってくるところでもあり、

私ももっと頑張りますよ~。と、気持ちを新たにしています。

 

 

「今日は、5種類のリコーダーを持ってきたの。

 1人1曲合格したら小さい方から1種類ずつ出していくから、

 全員1曲以上合格したら、全部の種類を見られますよー。」

 

と、各自練習に奮起してもらって。

 

写真は先日、自宅で撮ったものですが、この5種類。

 

 

わぁ~、おっきい~!

ちっちゃーい!

これ見たことあるー。

これ、持ってるー。

何か(補助キーとか、歌口パイプとかが)ついてるー。

小さいのが高い音で、大きいのが低い音が出るんだよね?

(・・・そうそう!パイプオルガンと同じだね。)

 

歓声と、感想と、興味津々の目が嬉しい♪

 

「やってみたい人~?」

はーい!ハーイ!はーい!って、もちろんだよね。嬉しいな。

 

 

いちばん小さいソプラニーノから。

私が「故郷の人々(フォスター)」より8小節を演奏。

 

みんなは、左手4本の指で吹けて、音の出やすい音域で音だし体験。

「ソプラノのソラシの指使いで、ドレミの音が出るよ。

自分が吹いたあとは、歌口をティシュで拭いてからお隣さんにまわしてね。」

 

 

どの種類も、同じ曲を同じように演奏を聴いては、楽器をそれぞれ体験。

ソプラノは、時間の関係でジャーマン式とバロック式の話を省いたけれど、またいずれ。

 

アルトは、小学校高学年か中学校かどちらか学校で練習しますね。

アルトとバスは、ソプラニーノと同じ指使いで、

ソプラノのソラシの指づかいでドレミの音が出ます。

小2さんにはアルトの指が届かないかもと思ったけれど、

この3音は大丈夫だったね!

 

 

ソプラノリコーダーの2オクターブの指使いを覚えたら、

アルトリコーダーのエチュードに挑戦しようね♪

 

 

テナーは、「これの名前、何だと思う?」と聞くと、

・・・アルトじゃないから、えっと、テノール!と生徒ちゃん。

そうそう。テノールのこと、リコーダーでは、普通テナーって言います。

ハ音記号のアルト記号とテノール記号を知っているから、なんとなく出てきたね♪

 

この指使いは、ソプラノと同じなんだけど、

私はまだ低いドが上手に出ないの。と言いつつも演奏。

最終音はとりあえずドが出て、ほっとする。

音楽も終わることができてほっとする。

指を大きくひらくのは、子どもたちにはまだまだ難しいので、

薬指を使わないで済むラシドを吹いてもらいました。

 

 

そして、バスリコーダー。

 

背の高くない生徒ちゃんと背くらべするほどの長さ。それに重い!

サキソフォンなどと同じように、首にかけるベルトがあり楽器をフックにかけます。

楽器の音が、というか、私の演奏がスカスカしていて、

いい音が出ていない気がするのだけれど、それでも演奏。

・・・おぉ~、まろやか~~~♪と生徒ちゃん。(アリガト♪)

 

みんなはこれも、ソプラノのラシドの指使いのレミファの音に挑戦。

私が初めてバスリコーダーを吹いた時は、

持ち方も、構え方も、わからなくて、ほとんど音にならなかったのに、

私が少し慣れてきた構え方になるように楽器を持ってもらったとはいえ、

穴を少しぎゅっとおさえてみてね。と言うと、

みんな、ちゃんと音が出ました。

 

子どもって、すごいな~~~!

 

アルトができないと、バスは吹けないから、

アンサンブルをするようになっても、

はじめは、私がバスを担当する予定だけれど、

いずれは生徒ちゃんに担当してもらいたいのよね。

 

最初の、小1ひとりのリコーダーレッスンから、ここまでくるのに3年半。

カメの歩みだけど、少しずつ前に進んでいます。

 

小学生のリコーダー・アンサンブルに向けて。(ひとつの夢)

 

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私自身の小5の時、

恩師の担任、今瀬先生が「テナー・リコーダー」を紹介してくれたあの光景。

写真記憶のように覚えています。

 

当時、ソプラノとアルトをクラス全員で練習していました。

テナーを知って、他にもいろいろな種類があることを知って、

楽器やさんに行ってみて、テナーは買える値段じゃなかったけど、

ソプラニーノがあるのを知って、それならお小遣いで買えた♪

それで、ソプラニーノのパートを含めた

3重奏のメロディーを作ったのを覚えています。

 

小さなきっかけで、子どもたちの何かに広がるといいな。

 

 

5種類のリコーダーの紹介そのものも、小さな種まきです。

 

リコーダーの種類はあと3種類あって、

ホンネは、あと1つ、グレートバスはほしいんだけどね。

そうすると低音パートが楽になるかな~って。

 

いつかね。(夢のまた夢)