こんにちは。
趣味の音楽案内人
みやけです。
災害の多い今年。。。
今回の台風もまた、できるだけ大きな被害になりませんように、祈るばかりです。
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毎週90分のグループレッスン。
「音楽基礎」というこのコースのメインはソルフェージュ。
親御さんにとっては、
内容のわかりにくい音楽レッスンかもしれないと思うのですが、
リズム奏や視唱や楽典やリコーダーの練習のほか、
クラシック音楽全般についての音楽理論や音楽史を、
音楽あそびや、いろいろな音楽活動をとおして学んでいます。
音楽の基礎は、ピアノだけでなく、
将来、吹奏楽やバンドに興味を持った時など、
管楽器や弦楽器に触れる時にも、役立ちます。
また、楽器がなくても、歌やリズムそのものを楽しめる力をつけています。
(写真は、私が小学校で使っていたリコーダーのエチュード、右の楽譜は下巻)
生徒さんたちがこのレッスンを楽しみにしている様子が微笑ましく、
また、このレッスンに参加させてくださっていることに、いつも感謝しております。
現在のグループは、小2:1名、小3:3名、小4:1名の計5名。
このグループレッスンに、おまけのようについている15分のピアノ個人レッスン。
(ピアノでなくても、リコーダーでもよいのですが個人レッスン15分です)
個人レッスンの時間を追加している生徒さんもいらっしゃいますが、
毎週15分のピアノレッスンでも、ソルフェージュで3年も活動していると、
ソルフェージュの力で、ブルクミュラーのアラベスクが弾けるくらいになっていて、
もしも、ピアノの個人レッスン30分のみで、同じ子が同じ自宅練習量だったとしたら、
ここまで弾けるようにはなっていないなと推測できるところが、
このグループレッスンのソルフェージュの成果だと思っています。
ピアノ個人レッスンのみの30分も、
ピアノ個人レッスン15分と、グループレッスン90分も、
どちらも月謝は同じ¥7,500
グループレッスンがとても楽しいので、おすすめです。
小学生の新メンバーさん、生徒募集中です。
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今日は、レッスンの様子を、嬉しかったことを含めてご紹介します。
★Today's Activity
グループで、いろいろなソルフェ-ジュの活動をしています。
9月は、長音階の音の構成(全全半全全全半)を学んだので、
前回は、サウンドブロック(音つみき)を使って、
いろいろな音から、長音階を作ってサウンドブロックで奏してみました。
今日は、階名ドレミファソラシドを言いながら、
MMG式に全音・半音のステップで歩きました。
※MMG ミュージックマインドゲームズ ホームページはこちら
それぞれ個別に練習していたはずが、
自然発生的に、並んで声をかけながら一斉にステップしてるのが微笑ましい。
ピアノでの音階の指使いを片手ずつ練習確認して、
教室にある3台のピアノに5人が散っていき、各自練習。
ピアノのレベルはそれぞれなので、片手練習の子も、両手で弾ける子も、
それぞれが自分のペースで。
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数年前に見つけた海外のソルフェージュ動画から、
音程の歌を長音階の日本語に変えて歌っています。
「ドーレー、長2度、
ドーミー、長3度、
ドーファー、完全4度。
・・・・・」
元動画はこちら(ペンタトニックでの音程唱)
動画投稿者の名前を検索したところ、
オーストラリアの音楽学校にコダーイの名前と一緒に出てきたので、
コダーイに詳しい先輩の先生に、下の「ド・ペンタトニック」の動画を送ってみると、
やはり、これはコダーイメソッドです、とのことで、
「最初の2音の音遊びからペンタトニックまできたところで、
ここまでに何年かかかって、たくさんの練習をしているよ。」と教えてくださいました。
昔、ほんの少しですが、コダーイメソッドのわらべうたソルフェージュを勉強していた時期があるので、幼児のグループレッスンの方にも、そちらからも取り入れてみたいと思います。
先週、この「ド・ペンタトニック」をグループで練習してみた時は、
まだ難しいかなと思ったのですが、
みんなでこの動画も見た印象も強かったからか、
今日はとても生き生きと自信をもって歌っていて、
サイレント・シンギングとボディ・パーカッションにも集中していました。
みんなの目がきらっきら!で、
写真を撮ればよかったですが、いつもそこに気が回らない私で残念。
楽しいよね~。こういうソルフェージュ♪
ペンタトニックは即興創作しやすいので、子どもたちも大好きです。
長調・短調だけでなく、旋法を含めたいろいろな音階を経験しています。
こんな全体の活動を、レッスンのうち30分~45分くらい、行なっています。
リコーダーや視唱、リズム奏などは、個別の練習と進度で進んでいます。
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夏休みから、レンタル教室に本棚を置かせて頂いて、
音楽家の伝記まんがなどの貸し出しを始めたところ、
毎週、違う本を借りて読んでくれていますが、
生徒さんが借りて気に入った本を、親御さんが購入してくださったご家庭もあり、
その自分の本を大切そうに両手でかかえて、とっても嬉しそうに見せてくれました。
よかったね♡。何度も読んでいる様子で、私も嬉しいです。
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ピアノの個人レッスンから。
小3のサリーちゃん(仮名)
ご家庭でずっと前に買ってくださったという、
やさしいジブリ曲集を持ってきて見せてくれました。
「ここから、私でも弾けるの何かある?」とサリーちゃん。
あなたは何が弾きたいの?と聞くと、トトロのさんぽ。ということで。
右手を聴かせてもらうと、指使いのアドバイスくらいで、ほぼ弾けていました。
「左手は難しいから弾けないの」とサリーちゃん。
楽譜にはコードネームが書かれていたので、
Cのコードは何?
~~~「ドミソ」
へ音譜表に左手を用意してCのコードを弾いたら、
バスと3度重音の和音に分けて
~~~「おぉ~、できた♪」
Gのコードは?・・・ここ第1転回になってるけどね。
・・・・と、コードネームと楽譜を確認しながら、音を左手で拾っていく練習をして。
「楽譜の音符だけじゃなくて、コードネームも見て楽譜を読むと簡単だね。」
「どお?コードネーム覚えて、よかったでしょ?」
~~~「うんうん!べんり!」(目きらっきら!)
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まだまだ、音程の歌や、音階も、和音の聴きとりも、いろいろな活動も、
今、練習していることが、曲を弾く時に、いろんな形で生きてくるからね。
今も楽しいけど、もっと楽しくなりますよ。
ピアノは毎日もっとたくさん練習したら、もっと伸びますよ。とも言えますが、
人それぞれのスタンスがあると思いますし、
いろいろな習いごとがあったり、塾があったりしても、
細くても長く続けていけること、
その人なりの上達を続けていけることを大切にしたいと思っています。
レッスンを卒業してからも、当り前に音楽を続けられるように育ってほしいなぁ。
PTNAコンペ参加者さんは、今年も本選優秀賞、おめでとう。
年々、難しくなりますが、自分らしさを求めて頑張っていってほしいです。
ギロックコンクール参加者さんは、参加したことによって、
大きな飛躍ができましたし、自信もつきました。
練習のしかたも上手になってきましたね。
グループレッスンの生徒さんたちの雑談の中から、
「○○ちゃんは、親友だからね」という声が聞こえてきました。
学年も違って、別々の小学校に通っていると、接点はレッスンだけなのに、
音楽活動をとおして、そんなふうに仲よくなれること、
心の通うお友達と感じられることは、とても素敵なことだと思っています。
今日いちばんの嬉しい声でした。
足のケガでギブス装着中の私が動きにくいために、
かたづけを手伝ってくれたり、荷物を持ってくれたり、
教室のゴミを持ち帰ってくれたりして、ありがとう。
私が生徒さんのレッスンをしている間にも、
レッスン待ちの生徒さんが静かにそっとかたづけてくれてるのも、
嬉しかったです。
感謝とともに、心がほっこり、あたたかくなっています。