こんにちは。

趣味の音楽案内人

みやけです。

 

最初に、もやもやする話でごめんなさい。

 

災害支援に全力で取り組むと言いながら、

カジノ法案や選挙法を最優先に進めたり、

今、普通の生活ができなくて困っている人がこんなにたくさんいらっしゃるのに、

何から何を守るのかわからない防衛費の何分の1しかお金を使わないとか、

気象庁が、大雨も猛暑も早くから災害並みだと警告してるのに、

大雨の被害が大きくなる前に国は何もしようとしなかったし、

猛暑の今、学校にエアコンをつけることもしないで

来年だとか悠長なことをいっている国に住んでいて悲しくなってしまうけれど、

これが、選挙の結果なんですよね。

私は今の与党を支持していないけど。

 

多数決も強行採決もいやだなあと思いながら見ています。

福島や熊本の被災地の支援も全然足りてないと思いますし。

う~~~む(もやもやもやもや)

 

本当に、みんなが普通の暮らしができるための政治をしてくれる人を選ばなくちゃです。

 

まずは、被災地の方の普通の生活が1日も早く戻りますように。

 

ボランティアの方にも、本当に感謝です。

近隣の被害でも床上浸水1mを越えたところがあり、

ボランティアに参加した中学生たちも頑張っていました。

 

ボランティアが足りない、ボランティアが足りないとメディアが騒いでいたけれど、

もっと国からの支援のしくみを考えてほしいと思ってしまいます。

 

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久しぶりのブログ更新は、

テンポ記号の最近の教え方メモ(1)です。

 

MusicMindGames によるソルフェージュ導入では、

今までよりも、習い始めの早い段階でテンポ記号に触れるので、

子どもたちのテンポ記号やテンポそのものに対する意識が高くて、

曲の最初に指示があれば、知っている記号は読み方や速さについて話したり、

知らない記号について、読み方や速さを質問したりなど、

こちらが訊ねる前に反応してくれます。

 

Largo-Moderato-Prestissimo の3つの読み方と速さを知ったら、

あとは曲の中で出てきたときに教えていたのだけど、

子どもたちの方が、知りたくてしょうがない。

ほかの記号も覚えたい。

どんな名前でどんな速さなのか知りたい。

 

MusicMindGamesの生まれたアメリカと違って、アルファベットは母国の文字ではないので、

文字認識ではなく、形として分類する方法を取りつつ、

教えるのに良い順番が定着してきたので、記録しておこうと思います。

もしも気に入られる部分がありましたら、どうぞお使いください♪

 

むか~し(20年以上前だ~)…作ったレッスンノートのテンポのページは、

その時の音楽資料が、Lentoの方が遅い表示だったのでこうなったのですが、

MusicMindGamesでは、Largoを最も遅いテンポとして学んでいます。

このあたりは速度そのものより、性格や雰囲気の違いですよね。

作成当時は、背景にメトロノームを配したお気に入りのページでした。

 

 

 

★MusicMindGames のテンポ記号ゲーム

 

 

★第1段階 Largo-Moderato-Prestissimo

1:Largo

1)左手の親指と人差し指で、Lの文字を作って、文字エル「L」を教える。

 メトロノームをLargoにして、手文字のLをしたまま、

 自分がメトロノーム振り子になりながら、「ラー、ルー、ゴー」と3拍で言って速さを体感。

 (年齢によっては、Left(左)のLとも話す)

2)「L」から始まるカードを探す→「Largo」「Lento」

 雪だるまのような文字「g」を探して、「Largo」を見つける

3)自分に近いところに「Largo」のカードを置く。

 

※メトロノーム表示と並べ順が上下逆なのは、

 「遅いテンポは重いから下に、速いテンポは軽いので上というイメージ」という

 MusicMindGamesの創始者Michiko先生のお話から。

 

2:Prestissimo

今度は、とても速くするね。と言わなくても、

アナログのメトロノームを見る子どもたちは興味津々で、

たいてい「いちばん速くしてー♪」と言ってきます。(笑)

(こういう時のメトロノームは、見た目でやっぱりアナログがいいですね)

1)メトロノームをPrestissimoで鳴らすと、まず速さにわくわくするので、合わせて手拍子。

2)手拍子に合わせて「プレス、ティ、シ、モ、・・・」と、4拍に分けると言いやすい。

3)メトロノームを止めて、口が回らないような早口言葉で、プレスティシモ!と言ってから、

 わざと口ごもったりして、今すぐ言えなくてもかまわないことも示す。

 幼児には口がまわらないことも多いのでかまわない。

 でも、頑張って言おうとするところがまた、かわいいのです♡

4)カード中から、文字数の多いものを探す→「Prestissimo」

 手を伸ばして、自分から一番遠いところに「Prestissimo」のカードを置く。

 

3:Moderato

遅~いのと速~いのを練習したから、今度は中くらいの速さね。

1)メトロノームのテンポで手拍子しながら「モ、デ、ラー、ト」と4拍に分けて言う。

2)両手でチョキを作ってカニさん→くっつける(W形)→ひっくり返してお山が2つ(M形)「エム」

3)お山のエム形の文字から始まるカードを探す→「Moderato」

4)PrestissimoとLargoのまんなかあたりにカードを置く。

 

★テンポカード11枚の中から、上記の3枚を選んで並べるゲーム(フィーネ)をしたり、

 手拍子で速さの確認をしたり、

 知っている歌をそのテンポで歌ったりして、3つが定着するまで復習する。

 

 

習っていないテンポカードも並べたくてしかたがなかった年長くん。

この春にはまだ5枚までしか教えていなかったのですが、

お手本カードを見て、お手本どおりに並べて満足げでした。

 

 

知りたいんだよね。

 

子どもの興味が高いって、とっても嬉しいこと。

だから、私も続きを考えました!

 

★第2段階 +「Lento」「Presto」

これは、見たまま、

「L」で始まるLentoをLargoの上に。

「Prestissimo」の「Prest   」以外を手で隠して、

同じ形を探す→「Pesto」をPrestissimoの下に。

 

※「~ssimo」って聞いたことある?→フォルテシモ(語尾の強調)などは、

 相手によって時期に応じて話したり控えたり。

 

テンポについて、これだけでも下準備があると、

曲でテンポ記号の確認をする時に、テンポだけでなく速度標語の性格にまで言及しても把握しやすいように感じています。

積み重ねで少しずつ無理なく自然に身につくのがいいですね。

 

続きはまた次回。

 

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