こんにちは。

趣味の音楽案内人

みやけです。

 

雪による暮らしの困難や、農家さんの被害がこれ以上増えませんように。

 

平成30年を1ヵ月も過ぎて、今年初めてのブログとなりました。

 

 

ようやく来年度レッスンの見通しをたてたところで、

ホームページ更新もお知らせもまだこれからなのですが、

基本的には、幼児クラスも小学生クラスも、

グループレッスン+個人レッスンの形で

行なっていきます。

 

幼児クラスに個人レッスンを追加するのは、

個別に対応したいことがいろいろあるからですが、

グループレッスンの方が、

楽に楽しく音楽的な感覚が身につきやすいことは実感しているので、

両供えでいくのが、楽しく効果的だと思っています。

 

低学年対象だった小学生グループを全学年に広げるのは、

グループレッスンを行なっている生徒たちの希望なのですが、

将来的に小1と小6という年齢とレベルの違いの上に成り立つレッスンを考える必要も出てくるわけで、

指導する私にとっては難しい問題がいろいろありますし、

なおかつ、ただ楽しいだけのグループレッスンのつもりはないので、

レッスンの中で楽曲理解に役立つのも見たいし、演奏の上にソルフェージュの成果を見たいので、

「きちんと練習して、ピアノの方も上達しないと、グループレッスンは続けられません。」と、

子どもたちに話しつつ、(脅し?いえいえ、自己啓発のための念押しです!)

来年度のレッスン案を作っているこの頃です。

 

グループレッスンの内容としては、

Michiko先生のミュージックマインドゲーム(#MusicMindGames)をとおして、

楽しく楽典や音楽理論を学ぶこと。

フランス国営ソルフェージュのフォルマシオン・ミュジカルを取り入れ、音楽史や音楽様式にも触れること。

リコーダーでは、曲を吹くことそのものが目的ではなく、

ひと息でメロディーを歌うフレーズ感や、音の高さのエネルギーの体感や、

ポリフォニーをアンサンブルで体験することや、バロック期の小品に触れることが目的。

ブルクミュラーの小品では、石嶺尚江先生からお伝え頂いた映像をとおして、動画やイラストからイメージをふくらませることで、ロマン期の性格的小品の理解を深めるとともに、分担奏で体験したり、和音の把握や理解、コードネームの確認としても使っています。

 

付帯のピアノ個人レッスンは15分のみなので、時間追加コースも作りますが、

短いエチュードをグループレッスンに入れていきます。

 

ブルクミュラーの数曲はきっと毎年度使うことになると思いますが、

初めて出会う時と2回目以降の時、低学年の時と高学年の時、

それぞれ、できること、わかること、感じることが異なるので、それぞれに大切にしながら、

演奏参加も、リズム奏や分担奏からソロまで、また他の作曲家の作品に広げるなど、

個々にできることで体験しながら、理解を深めて、感覚を養っていきたいと思います。

 

夢?かもしれませんが、

こうしたブルクミュラーやフォルマシオン・ミュジカルの経験をとおして、

将来的に、音楽を聴いたり、楽譜を見たりした時に、

メヌエットとワルツの違いが感じとれるとか、

このゆれはバルカローレ、この譜面(ふづら)はタランテラ、と判断できたり、

このリズムはポロネーズでこんなノリ、マズルカのこの部分はクヤヴィアクでこんな感じとか、

バロック期の組曲の、ガボットやジーグやサラバンドなど、それぞれの性格の把握そのものも楽しい。

そういう音楽の楽しみにつながるように、小学生時代にいろいろな音楽の経験をしたいです。

今すぐに目に見える成果ではないけれど、

お話を聞いて、音楽を聴いて、感じて、考えて、一部分でもその体験をすることで、

子どもたちの心と身体に、音楽的感覚として残りますように。

 

いろいろな種類や性格の音楽にたくさん触れて、体験をとおしてより深く知ることで、

メヌエットだから、こんな音。

サラバンドだから、こんな音。

演奏しようとする時に、無意識に、出そうとする音色が異なってくるものなのではないかな。

 

和音が、こう変化したから、気持ちがこう変わっていくのに気づいて、

音が高くなる(低くなる)のにともなって、息が深くなったり浅くなったり、緊張したり緩んだり、

作曲者の突拍子もない進行に驚いて、共感もして、感激もして、感心もして、

無駄に音とおしゃべりしているかもしれないけれども、私は譜読みも楽しい。

 

そんな譜読みの楽しさを、もっと伝えられたらいいのになと思う一方で、

自分でやってみて知るしかないかとも思ったりします。

自分で話してみなきゃわからないでしょみたいな感覚で。

 

 

さて、

譜読みの楽しさを助ける上でも、

来年度のレッスンをする前から、わくわくなのが、

クレメンティのソナチネでの「ソナタ形式」紹介と「バッハ インヴェンション第1番」

 

むかーし、

指揮者の小澤征爾さんと、ジャズトランペットのウィントン・マルサリスさんが、

子どもたちに、演奏をとおして、ソナタ形式の解説をされていた番組があって、

「あぁ、こんな風に音楽を知ったら楽しいな」と思ったことをよく覚えています。

 

こんな風に話したら、わくわくするかな?

どんなふうに、何を発見できるかな?

それを見つけた時の子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら、レッスンを考えています。

 

また、自分が先に答えを見つけた時に、すぐにみんなに答えを言ってしまわないこと~他のお友達の楽しみを奪わないことも、ミュージックマインドゲームのレッスンで身についているので、安心してグループレッスンが行なえます。幸せなことです♡

 

MusicMindGamesホームページはこちら。

 

 

昨年は、喘息が頻発して、レッスンでもイベントでも、咳がうるさく、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

年末に発作が本格的になり、年明けのお楽しみ会後から25年ぶりに喘息の継続治療1ヵ月となってしまいましたが、3日で治りましたー!とは、言い過ぎですが、朝晩の吸入のおかげでひどい咳発作は本当に3日でおさまりました。

 

私の喘息発作の誘因は、合成界面活性剤なので、

それそのものの入っている洗剤や、お部屋の消臭剤などを使わないこととか、

実家にお泊りするにも、洗剤で洗ったふとんカバーをパタパタしないようにたたむとか、

お風呂のシャンプーや、お湯での食器洗いで、気化した洗剤系を吸い込まないようにとか(めまいがすごいので)

よそに行く時は、そこでの暮らしの中で気をつけることがいろいろあるのですが、

人々は、この物質のあふれた中で暮らしているのですよね。

大丈夫なのかな???

 

食品添加物もできるだけとらないように気をつけていますが、

地味で質素でいいので、自然で平和な暮らしをすすめる政治を応援したいです。

 

みなさまが、健康で心豊かな暮らしができますように。

 

年初はまた、お気に入りの写真で。