こんばんは。
趣味の音楽案内人♪
みやけ音楽教室です。

レッスンノートふり返りの続きは、
ちょうど10年前の2005年版。

この頃の生徒たちは、3つの様相がありました。

♪リトミックからの導入で、
 自分の力でスムーズに伸びていった生徒たち。
 え?これ弾けちゃうの?と驚くくらい、
 短い練習時間の割によく弾いていたと思います。

♪私の引越しによる環境でリトミック導入ができなくなり、
 かわりに電子ドラムを導入していて、
 他教室からの途中入会でも、
 ゆっくりペースでも読譜力も少しずつついて、
 楽しんで弾けるようになっていった生徒たち。

♪外部教室の講師として引き継いだところで、
 楽譜の読み方や練習のしかたを全く習っていなくて、
 いろいろな面でとても苦労していた生徒たち。

 リズムの読み方も、指番号も知らない?
 <大人の字でドレミのふりがながあり、
 数年は習っている高学年の子がほとんどだったのに、
 導入レベル曲の1小節の片手が自力で弾けない状態。
 その地域の小学校も、校歌の伴奏を、
 右手左手で2人にわけて弾かせていることにも驚きました。


・・・今ならもっと上手に伝えられるかなと思うのですが、
それまで手とり目とり耳とり?で、教わっていたものを、
高学年になって、突然、自分で楽譜を読むという事態を、
どこまで受け入れてくれるかわからないですし、
一度に練習するにはとても大変なことだと思うので、
急に普通の課題は出せないですし、
姿勢や読譜やテクニックを個々に応じて少しずつ、
かなりやさしくレッスンしていたのですが、
・・・難しかったです。

心をこめてレッスンさせて頂いたのですが、
何人かには、楽譜を自分で読むことを納得できるように伝えること自体が難しかった。
その中でも何人も楽しんで続けてくれていたことが光でもあり、今も音楽が大好きで続けてくれている生徒がいることも嬉しいのですが、あの時にうまく伝えられなかったことや、まっすぐ話すだけでなく、気持ちをあげてあげるためのテクニックが必要だと実感したことが、石嶺先生のレッスンを学ぶエネルギーになったと思っています。音楽的な内容だけでなく、伝わる声かけなど本当に勉強になっています。
最近も、高学年での途中入会はありますが、楽しく通って少しずつ成長しています♪(*^_^*)

私が導入から指導しても、
読譜が得意ではない生徒もいますが、
一人ひとりの力を見くびりたくないので、
スローペースでもいいし、
何度やり直してもいいから、
自分の力でできることをふやしてあげたい。

子どもが自分でできることを、
大人がやってしまうのは、優しさではないと思うし、
できない子はいない。
必ず、その子なりに成長すると信じてる。
誰かと比べる必要もない。
本人自身が進歩したり戻ったりしつつも、
長いスパンでは必ず成長していくのだから。

ず~~~っと、
レッスンを続けている限り、
生徒自身の力がついていくように、
サポートしていきます。

生徒さんができるようになることを私は諦めないので、
あれこれ手を変え、品を変え、丁寧に対応していきます。
気長~~~~に、見守って頂けたらありがたいです。

今後も、
自分自身にできる力があることを信じられるように、
うまく話していきたいと思っています。


・・・て、ノートから少し話がそれましたが(^^;

私も成長してますので!
特に、ほめることは上手になったと思います。(*^_^*)
あの頃よりも、読譜指導も進化してると思います。
これからも頑張りますね♪



◆日誌
そういう状態から、2005の日誌は、
ソルフェージュ欄がどーんと大きくなり、
1回お休みの時に、2週間分の自宅練習が書けるように
メモ欄を薄いマス目にしました。

練習のしかたそのものがわからない生徒たちにも、
いろいろな練習の弾き方があることを
目にすることができるように選択欄を入れました。


◆大譜表用五線
普通の五線ノート10段の他に、
鍵盤と楽譜の地図をわかりやすくするため、
中央ドを他の音程と同じ間隔ではさんで
大譜表用五線を作りました。




◆リズム譜用の線。
リズムの把握には、音符の形だけでなく、
スペーシングが大切だと私は思うので、
1拍のスペースごとに区切りをつけてあり、
4拍リズム用になっています。
裏のページは拍区切りなしの4小節1段になっています。




◆コードネーム
コードネームを知っている方が便利なので、
レッスンでは、新米の時から、
バイエルでも、他の教材や曲でも、
和音が見やすい曲の時にはコードネームを使っていたので、
資料として載せました。誤入力ありますが(^^;


※こういう楽譜主体のページは、スコアメーカーで作っています。
  他のページは、全体をExcelで作り、
  楽譜部分は画像ファイルとして貼りつけています。


◆楽語記入用
こーれは使えませんでした。(^^;
書くことが好きな子だけが使ってくれました♪
うまくホームワークにすればよかったなとも思いますが、
他に練習したいこと、時間を使いたいところがいっぱいで、
なかなか余裕がなかったです。


◆ドラム譜
何はともあれ、
レッスンで音楽して楽しみたい♪(*^_^*)
かつ、
リズム感もノリも養いたいよね。ということで、
20代の頃一緒にドラムを習った
小川洋子先生とも相談して、
電子ドラムを導入することに♡

ピアノを習ってドラムもできるって、
かっこいい~!なんてね♡
他教室から移籍してきた生徒たちには、
読譜力の補いレッスンはなかなか大変なので、
楽しくテンションあげていこー♪
・・・というねらいもありました。

みんな、8BEATくらいはできるようになりました♪
ある程度の基本パターンを練習して、
その後は、好きなJ-Popの曲などを、
ミュージックデータをダウンロードして、
ドラム譜を作って、
曲に合わせて練習していました。


ほっほっほ♡
60代の生徒さんも、ドラムで8BEATしてました♪
ビートルズとか。
かっこいいでしょう?(*^_^*)



こういった経験からも興味がふくらんで、
中学から吹奏楽部に入って打楽器を楽しみ、
音大の大学院にまで進んで、
今、頼りがいのある音楽仲間になってくれているのも、
とても嬉しいことです♪

また、専門に進まなくても、
趣味で続けていてくれたら、
それがとても嬉しいことです♪

ぜひ、「ともだちコンサート」に、
OBとして演奏に来てくださいね♡

鍵盤楽器のソロは弾けないけど、
何かやりたい♪でも大丈夫♡
一緒に音楽を楽しみましょう♡

OBさんからのご連絡、いつでも待ってます♡(*^_^*)
lomi-shel@music.email.ne.jp

→その3へ続く