こんにちは。
みやけ音楽教室です。

このところのレッスンノートは、
カレンダーや五線やちょっとした教材を
バインダー方式でその都度、
生徒さんに応じて必要なページを綴じているのですが、
やはりノート式で作りたいなと検討中のところです。


初心に戻って、
昔作ったものから見直してみようと思います。

長年かかってあれこれ試行錯誤しているので(笑)
どなたかのご参考になったら嬉しいです。


20年ちょっと前に作ったのは、
ワープロで原稿を作ったこれ。
レッスンノートを作り始めて3作目くらいのもの。
1作目は表紙をワープロで印刷したシールにしていました。

市販の半年分のレッスンノートが¥380の頃。
印刷屋さんで印刷製本してもらい、
小川洋子先生と2人で2年分作ることでコストを下げて、
B5の1年分のノートとして1冊¥300くらい。



表紙裏はヒストリーのページ。
何年習ったとか、
グレード○級とか、
コンクール参加の記録とかは、
1年に1度は見直すといいですね。




レッスン時間を有効に使うために、
本の名前は○をつけるだけにして、
レッスン内容を充実させようと思ったのと、
自宅での練習は自分のものとして充実できるようにと、
五線の上の部分は自分で書いてくる部分。



ワープロの外字機能で、イラスト記号を作って
チェックするのが楽しくなるようにとか。
そうそう、24×24マスに1点1点ドットを打って
ペダル記号とかも作ってました。(なつかし~い)




五線には、4小節を等間隔で区切るための印をつけたりとか。

自分で等間隔に区切る目分量も大切なことですが、
音符のスペーシングと読譜力はつながってると思うので、
まずは読譜につながるノートの使い方を大事にしました。



自分で自宅で記号を調べられるように辞書をつけたりとか。
自分で弾く曲の楽譜に載っていることは、
自分で調べようねと、
楽譜を読むことも自分で行なう自覚を高めたかったのと、
自宅で自分で好きな楽譜を弾く時やちょっと疑問に思った時に、
さっと自分で調べられる資料が手元にあったら便利だなと。

当時は安価な楽典ブックもなかったですし、
いつも身近なノートについてる!ってところを
大切にしたかったんですよね。

自分が子どもの頃は、
百科事典の一部に音楽がほんの少し載っていて、
レッスンでは楽典を習う時代ではなかったこともあり、
楽典は自分で調べていて、それが楽しかったのです。

生徒たちも、最初にノートを見た時(だけ:(笑))は、
へぇ~♪と言いながら、
ひとつひとつ読みあげようとする子もいたりするので、
「ごめん!家で読んでね!」とレッスンに戻すのですが、
興味を持って見てくれることは、
作り甲斐があって嬉しいことです♪



載せる楽語はかなり選んだのですが、
載せられなかったものを書き加えられるスペースをつけて。



いつでも説明したい時にノートにあり、
いつでも見たい時にノートにある楽典を入れて。
ヤマハのピアノ・エレクトーングレードを受けることも多かったので、
級ごとの和音進行の練習も載せていましたね。



出席表をつけて。



A4のバインダー式も使い勝手の良いこともあって、
教材や楽譜や五線や辞書部分などの資料は、
A4の大きさが便利なバインダー式にして、
レッスンノート部分をA5で作ろうと、
今の自分のレッスンに合うように考え中。

20年前にしては意外に良くできてたかも♡(笑)

今年は原稿作りながら試しながら使いますね♪