こんにちは。
可児市広見のピアノ・リトミック教室
「ピアノの弾けるおばあちゃん」になりたい
みやけ音楽教室、ひろみ先生です♪

今までに、何人かのシニアの生徒さんがいらっしゃっていますが、
私が目標としている生徒さんのことをお話ししたいと思います。

「ピアノを弾くことが憧れだったの~」と、
おっしゃっていたカレンさんは、
お嫁さんの持ってきたピアノで、
お孫さんと一緒に、
ピアノレッスンを始められました。

楽譜も初めて。
ピアノも初めて。

「思うように指や関節が動かないんです~」と、
はじめは皆さん、おっしゃいますが、
10本の指たちを、
それぞれに違うタイミングで動かすだけでも、
実は相当に頭を使う大変なこと。

今までに使ったことのない筋肉や神経を使うのですから、
脳活動も、手指の筋肉運動も、大変なものだと思います。

でも。

「ゆう~やけこやけで 日が暮れて~♪」

こんな歌い馴染んだメロディーを、
自分の指で、
ピアノをとおして歌う♪


自分が弾いたピアノから、
美しいメロディーが聞こえてくる。

この嬉しい、楽しい喜びといったら!
本当に素敵・・・ですよね。(*^_^*)


はじめは、できないことばかりに目が向いていたのが、
習い始めて少したつと、
「今までできなかったことが、
 ひとつできるようになることが嬉しいんです。
 楽しい!」
と、
本当に嬉しそうにおっしゃっていました。

ご病気で手術をされて、
特に、肩から腕の痛みがおつらそうでしたが、
「練習はあまりできなくて申し訳ないのですが、
 ピアノは続けたいんです。
 担当のお医者様も、
 ピアノだけはぜひ続けるようにと
 言ってくださいます。」
とのことで、
私も、もちろん、ぜひ続けて頂きたく思っていますし、
心から応援していました。

日頃のお好きなレパートリーは、
クラシック映画のナンバーで、
その映画のワンシーンなどを、
よく話してくださり、
その生き生きとした表情がステキだな~と思いながら、
映画のことを、私もとても楽しく学ばせて頂きました。

小さな会場でのおさらい会にご参加され、
お客様の前でのピアノ演奏もされました。
この時は、ハイドンのソナタの2楽章の一部分でしたが、
ハイドンの優雅でおしゃれでお茶目な雰囲気が、
とってもカレンさんにお似合いでした。

ちょっと早めの金婚式パーティーでは、
私も映画音楽から演奏させて頂きましたが、
カレンさん、お孫さん、ご家族、ご親族のいろいろな方が
いろいろな音楽を演奏され、
カレンさんの息子さんの手品に、
孫の生徒ちゃんがピアノでBGMを担当したりと、
本当に素敵なカレンさんファミリーです。

小学低学年だったお孫さんが高校生になった頃、
カレンさんの旅行先での訃報を知った時には、
驚きと悲しみで、しばらく身動きができませんでした。
その前日も、元気に明るくレッスンされていたのです。

初めてのホールでの発表会を控えての練習。
曲は、バッハ伝「メヌエット ト長調」(ペッツォルト作曲)
ある程度、弾けるようになって、
「楽しみですね~」とお話していたレッスン。
とっても切ない思い出でもあります。


私も、カレンさんのように、
日常のひとつとして、
ピアノを弾くことを続けていたい。
ピアノを学び続けていたい。

それが、私の目標とするカレンさんであり、
ピアノを弾き続けることが、ライフワークのひとつです。


そして、
人生の先輩の方々の、
「ちょっとピアノを弾いてみたい」という夢やあこがれを
支えてさしあげるお手伝いをしたいと思っています。


シニアの方の初めてのピアノ

応援しています♪


★60歳からの期間限定グループレッスン
2015年 3月31日~7月28日
全10回(9回レッスン+おさらい会)


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0575-40-2018
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実家のお雛様・・・いつも飾ってくれてありがとう♪(感謝)