【チャランケの用法に注意】

昨年夏、二度目の選挙フェス渋谷(7/14)にOKIさんは駆けつけてくれた。
ステージ上でこう声をかけられた。

OKI「洋平!(チャランケ)って言葉、本当に意味が解って使ってるか?!」
僕「解ってるつもりだけど、何か間違ってますか?」
OKI「アイヌのチャランケってのは、お前が云うような平和的な話し合いじゃないぞ!本当に相手を追い込むようなエグいものなんだぞ。」
僕「戦争直前の最後の話し合いみたいなもの、なんですよね。?」
OKI「まーだいたい、チャランケの後は戦争なんだけどな!笑」
僕「...。」
OKI「お前が国会に行ってやりたいのは、本当にチャランケなのか!?」
僕「そういう意味なら、場合によってはそうかもしれませんね。」

その後、膝をつめた話し合いという意味で「ウコイタク」という言葉もあると、教えてくれた人がある。

選挙でチャランケ、を僕が「徹底した話し合い」という意味で使った事から、少し変容した意味で使っているケースをみかける事があるが、アイヌの方から「違う」と指摘を受けることも度々ある。その意味の強さを、アイヌの歴史同様、正しく知っていって欲しい。

北のトンコリ奏者OKIが、南の沖縄で演奏することの意味は大きい。こちらは、大城美佐子さんとの共演作「キタとミナミ」


今回の残波JAMへは、Drumsタナカケイイチ(KINGDOM☆AFROCKS)、Bass河内洋祐(Reggaeleation Independence),KeyにHakase-Sun、によるスペシャルバンドでの参加。

ーサハリン生まれのトンコリがアフリカ、カリブ、アイヌのリズムとともに渦巻く。どこにも属さないマージナルな存在、OKIのスペシャルバンドは、残波の海に白波をたてるだろう。ー

残波JAM公式アーティスト紹介ページ OKI with special band
http://zanpajam.org/pages/artist_oki.html

http://zanpajam.org

前売りチケット絶賛発売中!!
★LAST SUMMER DANCE★
残波JAM 11/8-9 @沖縄県読谷村残波岬公園
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