千代田区主催「アーティスト・イン・レジデンス」～インドの音楽とダンス丸ごと体験～

千代田区主催「アーティスト・イン・レジデンス～インドのダンスと音楽丸ごと体験」が２月中旬より開催されております。

３月９日の『カタックダンス』講師を担当させていただきました。

会場のちよだアートスクエア。

前庭に大樹があり、インドの菩提樹のよう💕

インド大使館でタブラを教えていらっしゃる森山先生にご紹介いただき、レッスンをスタートいたしました。

←タブラの森山先生😊

『インド舞踊』というと、サリーを着て踊る南インド発祥の伝統舞踊「バラタナティヤム」を連想される方が多いと思います。

←バラタナティヤム（山元先生チーム💖）

北インド発祥の「カタックダンス」は日本での知名度は（バラタナティヤムに比べて）低いと思われるものの、インド国内＆海外においては人気が高いインドの伝統舞踊。

←カタックダンス（MIYABIチーム💖）

北と南では雰囲気が全く違いますね(^^)/。

カタックダンスは、サリーで踊るときもありますが、基本はドレス。ワンピースのドレスや、ツーピースのドレスが一般的です。

両ダンスの共通点は

「力強いところ」

＊イスラーム文化の影響を受けて発展したカタックダンスは楽曲によっては優雅に見えることがあります。

バシッ（←バラタナティヤムとカタック）

バシッ（←カタック）

そして

「両足首にグングルをつけて打ち鳴らしながら踊るところ」

←カタックのグングル（鈴）

さて

カタックダンスは２つの異なる（宗教の）文化が融合した舞踊表現が特徴です。

寺院発祥の踊り（ヒンドゥー文化）と宮廷発祥の踊り（ムガル/イスラーム文化）があり其々、インド神話を表現、また、厳格なヒンドゥスターニー音楽理論（インド宮廷音楽理論）に基づいたダンス用リズムで宇宙を表現します。

（＊リズムは高名なグルが創り、子孫や師弟に伝えられています。）

←旋回が多いこともカタックダンスの特徴の一つ。

前置きが長くなりました、本題です↓

「インドのダンスと音楽・丸ごと体験」

宮廷舞踊『カタックダンス』

の体験ワークショップは

参加者の皆様に💖クリシュナ神💖の楽曲を２曲、

ヒンドゥー寺院文化とムガル宮廷文化が融合した振り付けで踊っていただきました。

横笛を携えるクリシュナ神

多くの方にお越しいただきました。有難うございました。

←イメージ。

さて

今回の千代田区主催「アーティスト・イン・レジデンス」は発表会も含めての企画になり、課題曲をご用意いただいております。

課題曲の練習は何と生演奏！

ジャズシンガーでいらっしゃるというボーカルの方にハーモニウムを操作いただきながら素晴らしくお美しいお声で歌っていただき、且つ、森山先生とお弟子さんによるタブラ演奏という豪華バージョン。素晴らしい演奏をしてくださった森山先生方に改めて感謝申し上げます。有難うございました。参加者の皆様全員とてもとても喜ばれておりました💖

体験ワークショップ終了後に

「（はだしでパンパンと鳴らす）足の音はどうやって出すのですか？」

「インドでは毎日カレーって本当ですか？」

といった質問や

「曲調が何とも言えず素敵」

「振り付け良かったです♪」

「足（右左右左、左右左右）のステップが難しいです」

など多くの感想をいただきました。

「レッスンが面白すぎる」という謎の感想も…(#^.^#)ﾅｿﾞﾃﾞｽ

「廻るのがたいへん」という感想は今回、無かったので受講者の皆様は予め、SNSなどで少し予習してきているのかな～？などなど思ったりもいたしました。

来週17日（日）の「大発表会」

「アーティスト・イン・レジデンス～インドのダンスとお音楽丸ごと体験」の集大成になり、インドの歌とタブラ、ハーモニウム、ボリウッド、カタックの合同発表会になります。