←『子宮内膜症の手術をしました⑪〜手術前日、下剤との戦い〜

 

 

前回は過酷な下剤との戦いを記しました。

いよいよ手術当日、2021年3月4日朝6時

 

昨晩がんばった下剤の仕上げが待っています。

朝イチで看護師さん登場。

 

「では浣腸入れますね〜」

 

うおおおおおお魂が抜ける

小学生以来のこの。。

しかも昨日しんどかったせいで頭痛と吐き気があり

もう早く…早く…手術してくれ!!!!!!

と心の中で雄叫びをあげる朝6時。

 

そして病室で手術着に着替え待機。

うとうとしながら待つこと3時間半。

 

いよいよ

「宮島さーん、移動しまーす」

と看護師さんがお迎えに来てくれます。

 

そのまま歩いて結構な距離がある手術室まで。

歩いて行くんだ…!とちょっとびっくり。

ストレッチャーで運ばれていくものだとばかり思っていたので、ちょっとした拍子抜け。

考えてみたら元気で歩けるんだしそりゃそうですよね笑

ドラマの見過ぎか!

 

なんて一人でクスッとしてたらなんだかこの辺りから緊張もなくなってきましたグッ

 

てくてく歩いて手術室に到着した瞬間目に飛び込んできたのは……

テレビでよく見るやつだー!!!!!

ベッドにライトにたくさんの機械!

ドクターX!!!

私失敗しないので!!!!

なんてふざけてはいませんが、ちょっと興奮しました。

 

 

観光地みたいにキョロキョロしていると

突然周りを数人の看護師さんに囲まれます。

ここで思いもよらぬクエスチョンが…!

 

眼鏡をかけた一番年上らしき厳しそうな看護師さんが

看「じゃあ確認しますね、お名前は?」

私「あっ宮島咲良です」

看「生年月日は?」

私「1983年11月9日です」

看「血液型は?」

私「O型です」

看「アレルギーの確認ですが、メロンで間違いないですか?」

私「間違いないです」

看「では今日の手術についてですが病名は?」

私「えっ子宮内膜症、、」

看「では手術の内容については?

私「内容!?え…?」

看「え?」

私「え?」

シーーーーーン

看「…え?聞いてないですか?」

私「嚢胞を取るやつ…?」(←頭悪そう)

看「え?」

私「え?(やばいやばいやばい)」

看「先生から説明受けてますよね??」

私「受けてます!」

看「腹腔鏡で、両側の卵巣の」

私「聞いてます聞いてます!」

看「よかった、大丈夫です」

 

 

……なにこれーーーーー!!!!

知らんかった自分で説明できないといけないなんて知らんかった!!

皆さん真剣なのに患者本人の私がヘラヘラしていた罰かっっ…。。。

とんでもない冷や汗かいた。。

ドラマの収録に来たけど当日収録する部分のセリフを勘違いしていて覚えてきてなかった時みたいな!!

 

というわけでみんな!

今回の一番大事なところ!

『手術の内容は簡単に言えるようにしておくと焦らずに済みます!!』

 

 

と、

なんだか手術以外のところでドキドキしちゃったもので、

全然落ち着くことなく手術台へ。

そこからはもう

まるでジェットコースターの如きスピードで進んでいきました。

果たしてどんな状況だったのか…雷

 

次回は手術開始から終了後、そして手術内容についてを!

『子宮内膜症の手術をしました⑬〜手術開始〜』へ続く→

 

 

お見舞いにいただいたお花!

かわいいいいい