長らくブログをお休みしてしまい、
ごめんなさい。
Twitterなどは更新してきたのですが、
何事もなかったかのようなテンションで長い文章を書くことがなかなかできず、
お待たせしてしまったこと深くお詫び申し上げます。


タイトルの通り
3ヶ月ほど前の3月29日に
23年も一緒に過ごしてきた大切な家族である
オカメインコの英樹が亡くなりました。

私にとっては
家族であり
兄弟であり
恋人であり
一番の理解者でありました。

人間で言えば95歳くらいの高齢でしたが、
本当に毎日元気で、
まさかこんなに突然お別れしなければならないなんて思いもしなくて。
一生一緒にいられるものだと。
思っていました。

3ヶ月以上経った今でも
英樹の私を呼ぶ鳴き声がしたり
英樹の匂いがしたり
半身をもがれたような喪失感に襲われます。

英樹がいたから頑張ることができました。
小学生の頃から
家に帰るともちろん必ず英樹がいて。
ひとりっ子の私にはそれがとても大きな事でした。

私が4つの時から先代が家にいた為に、
物心ついてからオカメインコがいない状態が初めてのことで。

鳥類を飼ったことのない方は驚く方も多いですが、
鳥ってそれはそれは懐くのです。
感情表現も豊かで、
特に英樹は23年も一緒だったので、
全てが人間みたいで、
怒るし拗ねるし喜ぶしワガママだし、
彼が感じていることはほとんど素直に伝えてくる子でした。



少し不思議なお話をしますね。

ある日から私は体調を崩しました。
微熱と身体のだるさ、関節の痛み。
仕事もギリギリでこなしているような体調不良が3日ほど続き、
収録からフラフラで帰ってきた日。
いつも夜はケージから出さない英樹に
「おいで」と言ったら珍しく出てきて、
私のお腹の上で手の甲に乗ったまま頭を撫でてあげたら
気持ちよさそうにそのままウトウトし始めて。
でも私も本当に具合が悪くて、
まだ出ていたそうだった英樹を
「ごめんね、ちょっと具合悪いから早めに寝るね。また明日遊ぼうね」
とケージに戻しました。

あまりに具合が悪い時って眠っていても目が覚めてしまうこと、ありますよね?
その日の夜中、目が覚めて、
「あぁダメだ、朝起きたら病院に行こう」
そう思ってもう一度床に就きました。

翌朝7:30頃、
寝ていた私に、母の焦った声が。
「英樹がおかしいから早く来て!もうダメかも!!」
慌ててリビングに行くと、

英樹は父の手の中で眠るように亡くなっていました。

直前まで普通にしていたようですが、
急に様子がおかしくなり、心臓の動きがゆっくりと止まっていったそうです。
ほんの数秒、間に合わなかった。
英樹の亡骸を手にとると、
まだ温かくて、
でも穏やかな顔をしていて、
本当にいつも寝ているときの顔と同じで。
わけもわからず、
涙も出ず、
むしろ笑顔でひたすら話しかけていました。
その状態で2時間ほど経ち、
英樹の体が冷たく硬くなってきて、
ようやく何が起きたのか理解し我に返った時に、気づきました。

「あんなに続いていたひどい体調の悪さが、全てすっきりなくなっている」

数時間前の夜中に目が覚めるほどの身体の異変が、
何事もなかったかのようになくなっていたのです。

これは本当に偶然なだけかもしれないし、
そう思いたいだけなのかもしれません。
でも私は
英樹の体調の変化が私の体にリンクしてしまっていたのだと思っています。
あまりにも可愛がっていたから。
私の寿命をわけようとしていたから。
英樹が私の身体の異変を持って行ってくれたと言ってくださる方もいます。
それもあるかもしれません。
でも私には何となく、
リンクしていたと考える方がしっくりきています。
悲しくて辛いけれど、
英樹と一緒に今までの人生の3分の2を過ごせた自分に生まれて、私は何よりも幸せでした。
これからもずっと一緒の、大切なパートナーです。




そして、つい2週間前、とても素敵な出会いがあり、新しい家族をお迎えしました。
生まれてまだ2ヶ月ほどのオキナインコさんです。
まだショックから立ち直れていない状態で、
しばらくはお迎えする気になれないと感じていたのですが、
この子ならと思える子でした。
もちろん、代わりではないので、
悲しい気持ちを埋めてくれるわけではないのだけれど、
ずっと寂しさを感じていた宮島家に
また笑顔と明るさをくれました。
英樹のお墓にもちゃんと挨拶したので、
きっと良い子に育ってくれると思います。
今日は英樹のご報告でしたので、
また今度紹介させてくださいね。


このブログやTwitter、Instagram、そしてテレビやラジオにおいて、英樹の話をすることが多々あり、皆様にはいつも英樹を気にかけ可愛がっていただきましたこと、本当に感謝しております。
ありがとうございました。
英樹も喜んでいたと思います。
これからもどうか、皆様それぞれの大切なご家族が幸せでありますように。

つらつらと書いた長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
長いことブログをお休みしてしまってごめんなさい。
これからはまた元気にブログの更新もこまめにして参りますね。

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