本日、硫黄島の地下壕を視察してきました。
硫黄島は太平洋戦争時に、21,900名もの日本軍が玉砕する大激戦が繰り広げられた地であり、現在は陸上及び航空自衛隊の基地が置かれています。
地下壕はとても狭く、また、箇所によっては火山性の蒸気により、かなり温度・湿度が高い状況でした。そうした過酷な環境の中、遺骨収集団の皆様のご尽力により、現在までに10,395柱のご遺骨が収容されましたが、いまだ11,540柱ものご遺骨が本土への帰還を待ち望んでいます。
その中には、ふるさと鹿児島出身のご英霊が数多く含まれており、今後、出来る限り早期に、一柱でも多くのご遺骨を収容できるよう、責任を持って取り組んでまいります!
1枚目:今回搭乗したC-130輸送機
2枚目:天山慰霊碑
3枚目:米軍上陸地の海岸
4枚目:基地から見た夕日