昨日、福岡市南区花畑公民館へ、高齢者対象の「よりあい塾」へ、お話に行きました。
福岡市には25カ所の公民館があり、公民館事業が活発です。
市民の心と体の健康と交流の場として、職員が各所に2、3名常時勤務し、公民館管理と事業の活性化、市民の皆さんのお世話役として尽力されています。
その仕組みで、福岡市の公民館は、私が住む佐賀県内のいわゆる「普通の公民館」、(場所だけがあって、あとはお好きにお使いくださいという公民館)とは違うのです❗️
その点をまず私は驚きました。
今回で、4カ所の福岡市南区内の公民館で講演をさせていただいて、どこでも職員さんがとてもフレンドリーなんです。
そして、市民の皆さんと雑談をしながら公民館に招き入れておられます。
とても温かいのです。
なんかお寺みたいだなぁ。
でも、今のお寺よりもっと、人が集ってきているぞ。
市民の要望に合わせて、いろいろな講座を開き、皆さんの潤滑油になって、公民館が生き生きとした集いの場になっている。
昔のお寺がこれだったんだよなぁ、と。
じゃあ、今のお寺はなぜそうなっていない?
・家族で運営しているので、まず職員が少なく、その時の年齢構成によってできることに差がある?
・住職は、法事や葬儀などに出かけることも多く、そのほかのことに気を回したりする余裕がないから?
・お寺の中に住まいがあって、公私が分けにくいから?
・365日、昼夜問わず常に待機時間という形態だから、精神的に余裕が持てない?
うーん、もう少しお寺が皆様にとって、明るく賑やかな場所になってもいいと思うんだけどなぁ。
かと言って、福岡市の公民館みたいには簡単に真似できないのです…