こんばんは。宮原将志です。


視察から帰ってきて、日にちがたってしまいましたが、

前回の視察報告の続きです^^;


対馬行きのフェリーに乗る前に、日本遺産に認定された壱岐の歴史を学ぶため、

『壱岐市立 一支博物館』に行きました。




国の特別史跡である原の辻遺跡の復元整備と連動した展示構成で、遺跡も展示の一部に取り入れた博物館になっています。

一支国の暮らしを演出したジオラマ模型や、朝鮮半島と日本を行き来していた古代船の再現など、「魏志倭人伝」に記された一支国の歴史がよく分かります。




一支国の王に変身!笑

遊んでいるわけではなく、一支国の歴史を体感してきました。

また、長崎県埋蔵文化財センターも併設されており、長崎県下で発掘された埋蔵品の収蔵庫や復元作業等をガラス越しに見ることができます。


建物、展示物と非常に立派ですので、壱岐に行かれる際は是非立ち寄っていただきたいスポットです。


「一支国博物館」を後にし、対馬市へ移動。

壱岐の芦辺港から約1時間で対馬市に到着。

まずは、対馬市役所にて『空家バンク制度』について説明を聞いてきました。




UIターン者を対象に貸主と借主に情報提供を行い、その後の交渉・契約は当事者同士でするとのこと。

借主の希望が多い中心部は、不動産会社が数社あるため空家バンクの対象地区外としており、

なかなか貸主と借主のマッチングがうまくいかないそうです。


また、人口減少に対応する取り組みとして「集落支援制度」や「島おこし協働隊」などの取り組みも行われています。

島外の若者が地域おこしを頑張っており、そのまま定住している若者もいるそうです。



対馬市役所の後に、海上自衛隊 対馬防備隊に行きお話を聞かせていただきました。

対馬防備隊の概要や活動等の話を聞いたですが、一番驚いたのは基地の周りの不動産を韓国資本が購入しているということでした。


対馬は年間700人くらい人口が減少しているそうです。

このまま人口が減少し、韓国資本がどんどん広がっていったら、これからの対馬は大丈夫なのだろうか?

そういった危機感さえ感じました。


壱岐・対馬は人吉と同じく人口減少が地域の課題となっており、様々な取り組みをされていました。

今回の視察で学んだことを今後の活動に活かしていきたいと思います。