宮城UPは、障害のある方へのIT支援が中心ですが、いわゆる手帳の有無(法定3障害)には、まったくこだわっていません。
だって、同じような事情でネットが使えないという方は、高齢の方にも、難病の方にもいらっしゃいます。なので、実際の支援対象はもっと広くあるべきだと思っているし、そのように実施しています。なので、皆様、どんどん受講してくださいませ
。
で、こういう福祉関係のお手伝いをしていると、どうしても気になる言葉に遭遇します。「日本の社会保障はヤバイ。なぜなら高齢化しているから。」「お年寄りはどんどん増えて社会保障費が増大し、年金も医療保険も介護保険も崩壊。」
この言い方は正確ではありません。(そもそも、少子化と高齢化は違いますが)。なぜなら、高齢者は常に増え続ける訳ではないからです。だって、人口減少もしているわけですから。将来お年寄りになる人も減っているわけです。ちなみに高齢者の人口は今から10年ぐらいでMAXを迎え、後はとんとん、やがて減少といった感じです。意外と知られてませんけど。
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2007/zenbun/html/j1112000.html
高齢者の人数が増えるわけではないので、社会的な負担が増えるわけではありません。しかし上の図にあるように、総人口が減るので、高齢者の割合そのものは増えます。つまり、社会全体が小さくなる、ってことですね。社会全体が小さくなっていく中で、高齢者の数ではなく、割合が増えていく。私はこれを、「高齢化は質的に深化する。」と呼んでいます。
量の問題なら、量で解決できます。予算を振り分けるとか、外から持ってくるとか。「子供の数を増やせ!生め!」と強要するのもその一つでしょう。しかし、質の問題は、量では解決しません。私たちの社会を、質的に変化させなければ解決しない。つまり、構造的な問題なのです。
で、先日のエントリの話です。私たちの生きづらさは、量的ではなく質的な、構造的な問題だったのではないか、と言いたかったんです。お金が増えるとか、人口が回復するとか、そういったものでは解決しない。そういう話をしたかったんですね(若干無理がありますが)。
好例が、まさに現在の福祉の改革です。福祉は予算が限られ、ボランティアも減って、お金も人も枯渇しています。それを経済的に解決しようというのが、介護保険や自立支援法。人を増やそうというのが、ボランティアの学校教育化や、ヘルパーや福祉士の専門職化、そのほかの資格の増設、ってわけです。でも、そんな方法で、本当に解決するのか?
現に今まで、解決していないじゃないか。
質的な解決が必要なんじゃないか。
そもそも、根本的に福祉の在り方が間違っているんじゃないか?
で、ここで、パソコンがでてくるわけです。・・・でてくるのかな? どうだろう。
・・・長くなったので、また次に(今、仕事中なんで)。

。ただ講習終了後は、顔を合わせる機会があまりありません。各地域でやっている初心者向け講習は、定期的に集まる場になっていますが、プログラムBにはありませんでした。そこで、ネット上でばかり会っていて実際にはご無沙汰、というのを補うために、同窓会をやることになりました。
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