またもや更新が遅れてしまいました。火曜水曜は朝から忙しくて。
さて、新しく出るウルトラ、でなかったWindows7ですが、せっかく正式名称が決まったのに、私の周りではあまり盛り上がっていません・・・
まあ、いざ販売されたらものすごく話題になるのでしょうけど、なんだかんだいってマイクロソフトさんには恩義を感じているので、寂しい気もします。
これも、Vistaの評価が不当に低いからなのではないかと感じています。
実は私はUNIXからMacから、けっこういろいろなOSを仕事で使う(使わざるを得ない)のですが、Vistaのある機能を知って、衝撃を受けました。
その機能とは、「高齢者・障害者向けの補助機能」の進化です。Windows XPまでは「ユーザー補助」と呼ばれていました。車いすマークのアイコン、おぼえている方も多いのではないでしょうか。
「ユーザー補助」のアイコンをクリックすると、キーボードの反応、マウスの動きからウィンドウの見え方まで、結構細かく変えることができます。お年寄りの方だと、マウスポインタ(矢印)は大きくしてあげた方がよいし、障害がある方で筋緊張のある人だと、フィルタキーで細かく調整してあげた方がよい、ということもあります。コツとリズムがつかめれば、格段に使いやすさが変わります。
実は、Windows Vistaには「ユーザー補助」がなく、車いすのアイコンもありません。障害者、高齢者むけサービスを無くしちゃうなんて、なんて時代逆行な、なんて思われてまいます。
でも、違います。そのかわり、「コンピュータの簡単操作」というアイコンが追加されているはずです。
実は、この「コンピュータの簡単操作」が、障害者向け・高齢者向けの補助機能を果たしているのです。
Windows Vistaコンピュータの簡単操作センターの概要
http://www.microsoft.com/japan/enable/products/windowsvista.mspx
Windows Vistaでは、「コンピュータの簡単操作センター」から、従来「ユーザー補助のオプション」にあった「固定キー」などの設定、「ユーティリティマネージャ」や「アクセサリ」などから起動した「拡大鏡」や「スクリーン キーボード」、さらには「コントロールパネル」から行っていたマウスなどの詳細な設定まで、パソコンをより使いやすくするためのあらゆる設定が行えるようになりました。
つまりVistaは、従来の「ユーザー補助」を大幅に拡張し、誰にとっても使いやすくするという意味で『簡単操作センター』という新機能を搭載したのです。XPに増して、障害者、高齢者向けのパソコンにしようという意図なわけですね。
この『簡単操作センター』という名前が示すように、ユーザー補助の機能は別に、障害者や高齢者のためだけではありません。例えばマウスポインタを見やすくする、アイコンを大きくするなどは、パソコンにはじめて触る初心者にとっても便利な機能なはずです。そういった人向けにも、ユーザー補助の機能は便利に使ってもらおう。それが『簡単操作センター』となっているわけですね。
障害者や高齢者から生まれた福祉&情報的なニーズ、テクノロジー、リテラシーが、もっと幅広く、多くの人に貢献しうる。いわゆる「ユニバーサル・デザイン(UD)」という話です。
Vistaは、実はUDの代表例だったんですね。。。発想としては、革新的だった。わかっていただけます?
問題は、その使いやすさがいまいち洗練されていなかったこと、そして、、、
「誰も知らない」こと。。。
理想だけで飯は食えません。使わない機能はどんどん削除されていくでしょう。
みんな、もっと使おうよ! Win7が出る今だからこそ、Vistaの『簡単操作センター』を使うとは、そういう意味だったのです。
新しいOSでは、『簡単操作センター』はどうなっていくのでしょうか? まさかやめちゃうことはないと思いますが、UDっぽい方向性がどこまで活かされていくのかな? そんな思いで見つめております。
それとは別に、ウルトラセブンは大傑作だと思っている件。
パパはウルトラセブン/みやにし たつや

¥1,260
Amazon.co.jp
さて、新しく出るウルトラ、でなかったWindows7ですが、せっかく正式名称が決まったのに、私の周りではあまり盛り上がっていません・・・まあ、いざ販売されたらものすごく話題になるのでしょうけど、なんだかんだいってマイクロソフトさんには恩義を感じているので、寂しい気もします。
これも、Vistaの評価が不当に低いからなのではないかと感じています。
実は私はUNIXからMacから、けっこういろいろなOSを仕事で使う(使わざるを得ない)のですが、Vistaのある機能を知って、衝撃を受けました。その機能とは、「高齢者・障害者向けの補助機能」の進化です。Windows XPまでは「ユーザー補助」と呼ばれていました。車いすマークのアイコン、おぼえている方も多いのではないでしょうか。
「ユーザー補助」のアイコンをクリックすると、キーボードの反応、マウスの動きからウィンドウの見え方まで、結構細かく変えることができます。お年寄りの方だと、マウスポインタ(矢印)は大きくしてあげた方がよいし、障害がある方で筋緊張のある人だと、フィルタキーで細かく調整してあげた方がよい、ということもあります。コツとリズムがつかめれば、格段に使いやすさが変わります。
実は、Windows Vistaには「ユーザー補助」がなく、車いすのアイコンもありません。障害者、高齢者むけサービスを無くしちゃうなんて、なんて時代逆行な、なんて思われてまいます。
でも、違います。そのかわり、「コンピュータの簡単操作」というアイコンが追加されているはずです。
実は、この「コンピュータの簡単操作」が、障害者向け・高齢者向けの補助機能を果たしているのです。
Windows Vistaコンピュータの簡単操作センターの概要
http://www.microsoft.com/japan/enable/products/windowsvista.mspx
Windows Vistaでは、「コンピュータの簡単操作センター」から、従来「ユーザー補助のオプション」にあった「固定キー」などの設定、「ユーティリティマネージャ」や「アクセサリ」などから起動した「拡大鏡」や「スクリーン キーボード」、さらには「コントロールパネル」から行っていたマウスなどの詳細な設定まで、パソコンをより使いやすくするためのあらゆる設定が行えるようになりました。
つまりVistaは、従来の「ユーザー補助」を大幅に拡張し、誰にとっても使いやすくするという意味で『簡単操作センター』という新機能を搭載したのです。XPに増して、障害者、高齢者向けのパソコンにしようという意図なわけですね。
この『簡単操作センター』という名前が示すように、ユーザー補助の機能は別に、障害者や高齢者のためだけではありません。例えばマウスポインタを見やすくする、アイコンを大きくするなどは、パソコンにはじめて触る初心者にとっても便利な機能なはずです。そういった人向けにも、ユーザー補助の機能は便利に使ってもらおう。それが『簡単操作センター』となっているわけですね。障害者や高齢者から生まれた福祉&情報的なニーズ、テクノロジー、リテラシーが、もっと幅広く、多くの人に貢献しうる。いわゆる「ユニバーサル・デザイン(UD)」という話です。
Vistaは、実はUDの代表例だったんですね。。。発想としては、革新的だった。わかっていただけます?問題は、その使いやすさがいまいち洗練されていなかったこと、そして、、、
「誰も知らない」こと。。。
理想だけで飯は食えません。使わない機能はどんどん削除されていくでしょう。
みんな、もっと使おうよ! Win7が出る今だからこそ、Vistaの『簡単操作センター』を使うとは、そういう意味だったのです。
新しいOSでは、『簡単操作センター』はどうなっていくのでしょうか? まさかやめちゃうことはないと思いますが、UDっぽい方向性がどこまで活かされていくのかな? そんな思いで見つめております。それとは別に、ウルトラセブンは大傑作だと思っている件。
パパはウルトラセブン/みやにし たつや

¥1,260
Amazon.co.jp