新潟報告のクライマックスの途中ですが、いいところ!で予定を変更しまして、遠征地の恒例「うまいモノ奇行」をお届けいたします。変更理由は、気分の問題です。ちなみに「うまいモノ奇行」とは、nagoya出身で味音痴にもかかわらず、全国各地に出張が多い私が、それぞれの名物・特産を前にして(目の前をスルーも多い)味音痴ぶりを発揮し、皆さまに地団駄を踏んでいただくという、極悪企画です。前回はこちら、大分編。銘酒・名産を全国に誇るという新潟編は、自分でもあきれる味音痴ぶりでした。
さて、新潟というと「米・酒・肴」の3名物だと、「福まち学会」のUD観光セッションでもおっしゃっていましたが、新潟について妙に食べたくなったのは、なぜか「ラーメン」でした。
そういうことってありますよね?

なので、ちょっと寂れた商店街のラーメン屋を発見し、さっそく好物の「マーボーメン」を堪能。これがすごくおいしかったです。お店はなんだか国際色豊かで、なぜか日本海の対岸っぽい雰囲気?だったのですが、その寂れ方が逆に旅情を誘いました。「マーボーメン」でしたが。
まあ、新潟っぽいものは「福まち学会」の懇親会で食べられるだろうと、この時点では油断していたのですけどね。
ということで、懇親会。大入り満員。立食パーティだったのですが、食事と人数とのバランスが悪すぎます。冒頭の大会長挨拶の段階から、話も聞かずに食事の前に黒山の人だかり。私はパートナーのFさんと、なぜか同じテーブルのゆにふりさん(^_^)のために、お皿に食事を取ってくるので必死に往復していました。6~7往復はしました。15分ほどですべて空っぽに。
たいしたものが食べられなかった・・・妙に形の崩れた魚の揚げたみたいなのと、何かの肉にどろっとしたタレがかかったのを少しだけ。お腹は減ったのに怒りは満たされていたので、終了後3人でピザを食いに行きました。気分はイタリアン。
新潟っぽいモノ・・・あ、お弁当のご飯が、妙においしかったです。UD観光セッションで松本明先生が「米の本当の味は、冷えた時にわかる」とおっしゃってましたが、まさにそのとおり。うまかった~。Fさんは「もち米入ってるから」とおっしゃってましたが、それがどうしておいしくなるのかはわかりませんけど。写真は山古志体育館でいただいたお弁当。最後の村長で復興の陣頭指揮をとった長嶋村長の奥様がなさっているNPOがつくって下さって、地元の名産品(麩の天ぷらみたいなのが入ってたらしい?どれ?)だけで作られていたそうです。が、何がなにやら説明を聞いてもよくわかりませんでした。
あ、おみそ汁はわかりましたよ。おいしかったです。ごちそうさまでした!
結局、名前と味が一致したのは、写真の「草餅?」(正式名称はわからない)ぐらいかなあ。長岡駅のキヨスクで購入。普通に売ってるところが凄い。笹で包んだ5月5日に食べるお餅みたいに見えますが、なんか草は中にも入っていて、外も内も草餅。あと、途中下車した越後湯沢駅で、お酒の試飲コーナーがありました。500円でおちょこ5杯。上越から下越、佐渡まで、東京では手に入らない銘酒ばかりでしたが・・・
なぜか選んでしまったのは、「梅酒」。・・・すみません、笹餅でおなかいっぱいになっちゃって、辛い酒を飲む気がしなくて・・・
あああ、これは我ながら大失態だ! ポン酒は大好きなのに~!あまりの台無しっぷりに、さすがに反省しました。
もうしばらく、新潟に行くこと、ないかなあ・・・無念。続かない!