新潟に着きました
。
ということで、今日から新潟報告をさせていただきます。
内容は以下の3本立てですが、電車の都合で(1)は聞きのがし・・・渡辺さん、申し訳ないです。
日本リハビリテーション工学協会 コミュニケーションSIG講習会
「利用者に寄り添う新しい技術・機器、支援方法を学ぶ」
(1)事例から学ぶ機器購入のカンどころ ~支援者に求められる支援~
日本福祉大学健康科学部 渡辺崇史
(2)福祉制度をうまく利用する ~より良い機器導入のために~
横浜市泥亀福祉機器センター 畠中 規
(3)新しいテクノロジーと出会う・・・機器体験
(4)「重度障害者用意思伝達装置」導入ガイドライン
中部学院大学 井村 保
ということで今日は(2)、(4)の話をまとめてみたいと思います。
最近のCOMSIGの話でいいなあ、思うのは話の端々に「制度の問題」、しかも制度をどう上手に使っていくか、のノウハウが入っているところです。
宮城UP的にいっても、障害者がITを使おうと思った場合の支援制度は、2つに大きく大別されます。
・日常生活用具(情報・通信用具)
=従来の情報バリアフリー化支援事業(時限措置だった)の回収先。入力装置を買えるわけです。畠中先生によると、視覚障害が大半とおっしゃってました。高いですからね。
・補装具「重度障害者用意思伝達装置」
=最近、補装具化されたやつ。ALSなどでパソコンを導入するときのやつですね。
日生具では「携帯用会話補助装置」がありますし、補装具には「携帯用会話補助装置搭載台」なども、少しは関係してくるかも知れません。
利用者が増加する、つまりITを使う障害者が増加するにつれて、これらの制度はその枠組みも、運用の仕方も、ずいぶん変わるようになってきました。その辺、畠中さんや井村さんが拾い上げて指摘してくれていたのが、勉強になりました。
畠中さんのお話で納得したのは、「制度運用は人間がすることだ」というというくだりです。もっと極端に言えば、行政の担当者次第ということですね。行政の、しかも一担当者が制度利用の可否を決めているのが現状です。良い人かどうか、田舎に行くと「ラッキー、アンラッキー」がすごく多いですし。
運用は人、という面では主治医の役割と理解について、期待と若干の心配をしています。資源とパワーを持っているので、理解を得られると強いのですが。。。逆に縛りが厳しくなったり(その芽は出てる?)、無理に導入されちゃったりというのは、ないといいなあ。更正相談所のがんばりにもかかっているような気がします。
井村先生は「重度障害者用意志伝達装置ガイドライン」の作成作業部会長でしたから、その話でした。前にも書きましたけど。埼玉リハの河合先生も補足して下さっていました。
お二人の話も含め、全般的に「制度をうまく整え、運用するためにはどうするのか」という意図が、強く感じられました。ガイドラインもまさにその一環ですね。
そのあたりはとても同意できます。「足りない」ばかりを言い訳にし、「欲しい」ばかり言い続け、結局支援費をぶっ壊して支援法にしてしまった悪夢?(言い過ぎか。そもそもニーズが押さえこめられていたのはそうですが。。。)も思い出されますし。
私見ですが、制度は大事。しかし制度は完璧ではないし、「制度がないからできない」というのはもっと問題なわけです。制度はすべてをカバーてくわれうわけではない。「パソコンは変えても、肝心のスイッチが自腹だった」「入れたがいいけど、使われない事がある」といった話もありました。納品されてもソフトのインストール代が払えないケースもあるとか。
個人的には、制度も資源のひとつに過ぎない、と割り切り、それに救いを求めるのではなく、最大限に利用してやりつつ、その他の周りの資源も巻き込んで活用していく、という、本人&支援者のリテラシーに活路を見いだしたい、というのはあります。。。ただ、なぜ障害者ばかりがそこまで頑張らないといかないのか、というのはありますけど。
これから、どんどん予算が減り、資源が限られていく中で、どのように効率よく使っていくのかが、あらゆる分野の課題となるでしょう。運用と改善を繰り返し、いよいよで制度刷新、というのが良い。それが可能かどうか。ここしばらくのがんばりが求められるのでしょう。
。ということで、今日から新潟報告をさせていただきます。
内容は以下の3本立てですが、電車の都合で(1)は聞きのがし・・・渡辺さん、申し訳ないです。
日本リハビリテーション工学協会 コミュニケーションSIG講習会
「利用者に寄り添う新しい技術・機器、支援方法を学ぶ」
(1)事例から学ぶ機器購入のカンどころ ~支援者に求められる支援~
日本福祉大学健康科学部 渡辺崇史
(2)福祉制度をうまく利用する ~より良い機器導入のために~
横浜市泥亀福祉機器センター 畠中 規
(3)新しいテクノロジーと出会う・・・機器体験
(4)「重度障害者用意思伝達装置」導入ガイドライン
中部学院大学 井村 保
ということで今日は(2)、(4)の話をまとめてみたいと思います。
最近のCOMSIGの話でいいなあ、思うのは話の端々に「制度の問題」、しかも制度をどう上手に使っていくか、のノウハウが入っているところです。
宮城UP的にいっても、障害者がITを使おうと思った場合の支援制度は、2つに大きく大別されます。
・日常生活用具(情報・通信用具)
=従来の情報バリアフリー化支援事業(時限措置だった)の回収先。入力装置を買えるわけです。畠中先生によると、視覚障害が大半とおっしゃってました。高いですからね。
・補装具「重度障害者用意思伝達装置」
=最近、補装具化されたやつ。ALSなどでパソコンを導入するときのやつですね。
日生具では「携帯用会話補助装置」がありますし、補装具には「携帯用会話補助装置搭載台」なども、少しは関係してくるかも知れません。
利用者が増加する、つまりITを使う障害者が増加するにつれて、これらの制度はその枠組みも、運用の仕方も、ずいぶん変わるようになってきました。その辺、畠中さんや井村さんが拾い上げて指摘してくれていたのが、勉強になりました。
畠中さんのお話で納得したのは、「制度運用は人間がすることだ」というというくだりです。もっと極端に言えば、行政の担当者次第ということですね。行政の、しかも一担当者が制度利用の可否を決めているのが現状です。良い人かどうか、田舎に行くと「ラッキー、アンラッキー」がすごく多いですし。運用は人、という面では主治医の役割と理解について、期待と若干の心配をしています。資源とパワーを持っているので、理解を得られると強いのですが。。。逆に縛りが厳しくなったり(その芽は出てる?)、無理に導入されちゃったりというのは、ないといいなあ。更正相談所のがんばりにもかかっているような気がします。
井村先生は「重度障害者用意志伝達装置ガイドライン」の作成作業部会長でしたから、その話でした。前にも書きましたけど。埼玉リハの河合先生も補足して下さっていました。お二人の話も含め、全般的に「制度をうまく整え、運用するためにはどうするのか」という意図が、強く感じられました。ガイドラインもまさにその一環ですね。
そのあたりはとても同意できます。「足りない」ばかりを言い訳にし、「欲しい」ばかり言い続け、結局支援費をぶっ壊して支援法にしてしまった悪夢?(言い過ぎか。そもそもニーズが押さえこめられていたのはそうですが。。。)も思い出されますし。
私見ですが、制度は大事。しかし制度は完璧ではないし、「制度がないからできない」というのはもっと問題なわけです。制度はすべてをカバーてくわれうわけではない。「パソコンは変えても、肝心のスイッチが自腹だった」「入れたがいいけど、使われない事がある」といった話もありました。納品されてもソフトのインストール代が払えないケースもあるとか。

個人的には、制度も資源のひとつに過ぎない、と割り切り、それに救いを求めるのではなく、最大限に利用してやりつつ、その他の周りの資源も巻き込んで活用していく、という、本人&支援者のリテラシーに活路を見いだしたい、というのはあります。。。ただ、なぜ障害者ばかりがそこまで頑張らないといかないのか、というのはありますけど。
これから、どんどん予算が減り、資源が限られていく中で、どのように効率よく使っていくのかが、あらゆる分野の課題となるでしょう。運用と改善を繰り返し、いよいよで制度刷新、というのが良い。それが可能かどうか。ここしばらくのがんばりが求められるのでしょう。