ここ数日は、体調の悪さにペースを崩しながらも、宮城UPプログラムB「社会参加-就労支援」講習について取り上げています。
その理由は2つあります。ひとつはこの夏の大分-新潟での報告用の資料づくりです。報告できる時間は短いでしょうから、事前にblogで整理しておいて、参考にしてもらおうとおもっております。
もうひとつは、実はこの夏空けからはじまる、宮城UPの続編とも言える新プログラムです。実はそれは、「社会参加-支援講習」が発展してはじまるものです。そのための、事前準備、というのが、現在のこのblogの本筋です。

昨日はExcel講習の最終回でした。先日、コラボレーションをお話ししたこの講習、普通に見えますが(で、やってることも、まあ、普通なのですけど)、この講習が従来のものとちょっと違うところは、「コンセプト」です。
Excel講習は、宮城UP側が「就労に結びつくからExcelを学ぼう」として企画したモノではありません。実は企業さんの方から「こういうExcelのスキルが欲しい」と言われたので、そのスキルのみを抜粋して、障害のある方にもわかりやすくして、講習を実施しているのです。だからある意味で、最初から講習の「出口」が見えている講習なのであると同時に、コラボレーションしてはじめて成立する講習なのです。
つまり、Excel講習はExcelじゃなくてもよかったのです。今回の発注企業が「Excel」といって話が折り合ったので、それを受注して講習化したまでです。企業が「雇う」と言っているスキルだけを特化して受注し、育成して就職してもらう、という企画なのです。ICTの全体的なリテラシーを育成するのではなく、特定のスキルだけを受注して講習する「スキル特化型受注講習」といえるでしょう。

この「スキル特化型受注講習」のメリットは、「出口」がはっきりした講習にできるということです。「このスキルができれば雇える」というのがはっきりしているということは、受講生にとっての「目標」と「利益」がはっきりします。このスキルが獲得できると、どの企業のどこに就職でき、どんな仕事をすることになるのか、イメージが明確になるからです。
今までは、この「目標」と「果実」が明確にならないまま、講習をしがちでした。(行政が仕事を出すわけにいかないので、やむを得ないのですが)。一方で、企業から求められたスキル育成をおこなっている団体はありました。しかし「スキル特化型受注講習」は、企業側の要望と受講者のモチベーション&利益との接合に、宮城UPのコラボノウハウを注ぎ込んでいる点に、ちょっとした工夫があります。
なぜならスキルの特定は、欠点も2つあるからです。まず、特定のスキルだけを学ぶのは「つまらない」のです。「セルに数字を埋めるスキル」とか、単調で同じですからね。もうひとつは、特化したスキルを身につけても、それが受講生の方の「血となり、肉となる」かどうかはわからないということです。他に応用が利かないスキルを有料で講習するというのは、実は危険です(ワーキングプア論的には、特に)。
宮城UPがこの2つの欠点を回避できるのは、先のインターネット講習やblog講習など、日常のICTリテラシー全体を楽しみながら向上させるプログラムを、同時にもって実施しているからです。「ダイレクトに就労をめざさないリテラシー」の土壌があるからこそ、「特化したスキルに賭ける」戦略が可能なのです。だから、雇われる障害者の側に立つならば、慎重にかつ戦略を練って「スキル特化型受注講習」を実施する必要があります。これは、強調しておきます。
企業からの発注を、障害のある人でも学びやすく、本当にためになるようにパッケージ化して講習する。これもある意味で、コラボレーションのひとつの形であり、宮城UPのノウハウのひとつです。こういったコラボ形式の講習が、新プログラムでは増えてくると思っています。
その理由は2つあります。ひとつはこの夏の大分-新潟での報告用の資料づくりです。報告できる時間は短いでしょうから、事前にblogで整理しておいて、参考にしてもらおうとおもっております。
もうひとつは、実はこの夏空けからはじまる、宮城UPの続編とも言える新プログラムです。実はそれは、「社会参加-支援講習」が発展してはじまるものです。そのための、事前準備、というのが、現在のこのblogの本筋です。

昨日はExcel講習の最終回でした。先日、コラボレーションをお話ししたこの講習、普通に見えますが(で、やってることも、まあ、普通なのですけど)、この講習が従来のものとちょっと違うところは、「コンセプト」です。
Excel講習は、宮城UP側が「就労に結びつくからExcelを学ぼう」として企画したモノではありません。実は企業さんの方から「こういうExcelのスキルが欲しい」と言われたので、そのスキルのみを抜粋して、障害のある方にもわかりやすくして、講習を実施しているのです。だからある意味で、最初から講習の「出口」が見えている講習なのであると同時に、コラボレーションしてはじめて成立する講習なのです。
つまり、Excel講習はExcelじゃなくてもよかったのです。今回の発注企業が「Excel」といって話が折り合ったので、それを受注して講習化したまでです。企業が「雇う」と言っているスキルだけを特化して受注し、育成して就職してもらう、という企画なのです。ICTの全体的なリテラシーを育成するのではなく、特定のスキルだけを受注して講習する「スキル特化型受注講習」といえるでしょう。

この「スキル特化型受注講習」のメリットは、「出口」がはっきりした講習にできるということです。「このスキルができれば雇える」というのがはっきりしているということは、受講生にとっての「目標」と「利益」がはっきりします。このスキルが獲得できると、どの企業のどこに就職でき、どんな仕事をすることになるのか、イメージが明確になるからです。
今までは、この「目標」と「果実」が明確にならないまま、講習をしがちでした。(行政が仕事を出すわけにいかないので、やむを得ないのですが)。一方で、企業から求められたスキル育成をおこなっている団体はありました。しかし「スキル特化型受注講習」は、企業側の要望と受講者のモチベーション&利益との接合に、宮城UPのコラボノウハウを注ぎ込んでいる点に、ちょっとした工夫があります。
なぜならスキルの特定は、欠点も2つあるからです。まず、特定のスキルだけを学ぶのは「つまらない」のです。「セルに数字を埋めるスキル」とか、単調で同じですからね。もうひとつは、特化したスキルを身につけても、それが受講生の方の「血となり、肉となる」かどうかはわからないということです。他に応用が利かないスキルを有料で講習するというのは、実は危険です(ワーキングプア論的には、特に)。
宮城UPがこの2つの欠点を回避できるのは、先のインターネット講習やblog講習など、日常のICTリテラシー全体を楽しみながら向上させるプログラムを、同時にもって実施しているからです。「ダイレクトに就労をめざさないリテラシー」の土壌があるからこそ、「特化したスキルに賭ける」戦略が可能なのです。だから、雇われる障害者の側に立つならば、慎重にかつ戦略を練って「スキル特化型受注講習」を実施する必要があります。これは、強調しておきます。企業からの発注を、障害のある人でも学びやすく、本当にためになるようにパッケージ化して講習する。これもある意味で、コラボレーションのひとつの形であり、宮城UPのノウハウのひとつです。こういったコラボ形式の講習が、新プログラムでは増えてくると思っています。