鉄道趣味とその他諸々。

鉄道趣味とその他諸々。

鉄道趣味歴27年、学生の頃から鉄道趣味に浸かり続けてきた趣味人の諸々を綴るブログです。
鉄道写真、鉄道模型、電子工作を中心に興味があることについて、日々の記録がてら書き込んでゆこうと思います。

 寒さと花粉に悩まされる時期が過ぎ、ようやく春を実感できるような時期になって参りました。遠くの山々に残る雪も日に日に少なくなってきました。

 今年も大崎市岩出山の城山城址公園に静態保存されているC58 114号機こと「シゴハチ」さんの整備と桜の時期に合わせた「汽車まつり」のお手伝いをしてきました。

▲今年も見事に満開となった城山公園のソメイヨシノ。今年は一部マクロレンズを使用して撮影しています。

 4月5日(日)の設営作業では、3月に寄贈を受けた組み立て式の階段をキャブに設置したり、煙突の中やドレン排出管にスモークマシンを設置するなど、当日に向けた準備を行いました。

 昨年は城山公園のソメイヨシノを全て伐採するという話がありましたが、その後の話し合いで「シゴハチ」さん周辺の木々は伐採を免れたほか、県の事業で新たな桜の苗木を植樹することになるなど、SL保存を起点とした活動が地域活性化へと発展している事を実感しつつ、11日(土)の「城山汽車まつり」を迎えることとなりました。

 

▲4月11日(土)朝、設営作業が進む様子。手前にはライブスチームの線路も敷設された。

▲3月に購入していたTOMIX 93584 C58 239号機 2023年仕様と114号機のツーショット。

 当日は朝から強風が吹き荒れ、時折机や椅子が飛ぶ程の突風が吹く事もありましたが、お手伝いをしつつ風が和らぐ隙を狙って写真を撮ったりして過ごしていました。

 ライブスチームやキャブの見学、汽笛を鳴らす体験といった催しもあり、普段は静かな城山公園はとても賑わっておりました。

 15時が過ぎお祭りとしてのイベントはひとまず終了しました。この時点で翌日は警報が出るほどの風に見舞われる事から、翌日のイベント開催を中止する決定が下されました。

 そのため日没までに装飾の紅白幕や階段を撤去する作業を行なって、本日最後のイベントであるライトアップに臨もうとするも、今度は雨が降り出します。

 気温も下がって肌寒くなる中、いよいよ空が暗くなって行きますが雨も小康状態となり、ライトアップとスモークマシンによる演出が始まりました。

▲スモークの煙を照らすヘッドライトの光がまるで現役時代を彷彿とさせる。

 ライトアップが始まると、山の下から夜闇に浮かぶ城山公園と「シゴハチ」さんのヘッドライトを見つけた方々が車で続々と山を登って来ました。

 老若男女、手持ちのカメラやスマホで思い思いにシャッターを切ります。

 雨も上がって本格的な撮影タイムに入りますが、出入りする車に気をつけながらの撮影は思いの外神経を使いました。

▲雨に濡れた車体がLED投光器の光で夜桜と共に浮かび上がる。テンダー側のライトも点灯している。

▲テンダー付近の桜が覆いかぶさる様に風に揺れる。

 雨は上がっても、風は未だに強く吹き付けます。三脚ごとカメラを倒さないよう気をつけながらの撮影となりました。

 雨に濡れた「シゴハチ」さんのボディは乾いている時より光沢が強まり、投光器の明かりを反射して輝きます。

▲風に揺れる桜ともうもうと立ち上がる煙。とても幻想的な光景だった。

▲公式側の崖下から撮影した様子。

▲公式側のキャブからテンダーにかけての様子。

▲一瞬風が収まって煙がゆらゆらと立ち上るシーンも撮影できた。今にも走り出しそうな雰囲気。

 一夜限りのライトアップ・スモーク演出という特別なひと時はあっという間に過ぎ、20時にイベントは終了となりました。

 本来は翌12日までの予定でしたが、上述の通り翌日の開催は中止となりましたのでお祭り自体の撤収もそのまま行うことになり、約1時間程度の撤収作業をもって綺麗に片付きました。

 私は今回が初の「汽車まつり」参加でしたが、途中休憩やお昼ご飯を挟みながら午前中から夜までの長丁場を無事終えることができました。

 日頃の運動不足が祟って翌日は筋肉痛に悩まされるのはいつもの事ですが、そろそろ体力と健康を維持するためにも日頃から体を動かす暮らしをせにゃならんと痛感した次第です。

 去る2026年2月27日(金)、TOMIXより「特別企画品 JR DE10-1500形ディーゼル機関車(仙台総合鉄道部・1539号機・1591号機)セット」が発売となりました。

 今回は予約をしておりませんでしたが、やはり宮城県内の貨物列車で活躍していた機関車は抑えておきたい、という事で購入してしまった次第です。

▲TOMIX 97968 DE10-1500(仙総)セットの外箱。

 今回は「特別企画品 JR DE10-1500形ディーゼル機関車(愛知・岡山機関区・1557号機・1561号機)セット」が同時発売された訳ですが、封入されている説明書は両者共通となっており、付属する車番や印刷を組み合わせることでそれぞれ異なる個体を表現しようというコンセプトとなっているようです。

 TOMIXの近年発売されたDE10を購入したことが無かった事から、私としてはそのまま1539号機・1591号機として楽しみたいと思っております。

▲紙スリーブの外箱からボール紙の内箱を取り出した様子。

 開封してみて「これまでと違うな」と思ったのが、アンテナやナンバーといったパーツ類の入った小さいビニール袋が、これまではテープ止めだったのに対してシーラーによる密封に変更されている点です。

 部品ごとに2両分まとめて入っている為、一方のクリアケースにアンテナが2両分、ナンバーが2両分といった具合で封入されておりました。

▲2024年10月6日、宮城野貨物駅「鉄道フェスティバル in 東北」にて展示された1539号機。

 2025年1月まで活躍した仙台総合鉄道部のDE10ですが、今回製品化された1539号機は新製以来青森で活躍しており、2005年にJR東日本から購入して仙台総合鉄道部に配属されました。一時期東新潟機関区でも活躍しており、2021年に仙台に戻って来るという流転の車生を送ったカマでした。

 一方の1591号機は新製配置は長町機関区で、仙台機関区(仙台総合鉄道部)へ移転後も一貫して宮城県内で活躍したカマでした。

 両機は宮城野貨物駅(宮城野貨物ターミナル)の入れ替えや、石巻線・仙石線の貨物列車牽引で活躍していましたが、後継となるDD200形が投入された事に伴い2025年1月までに全車引退となりました。

▲箱出し状態の1539・1591号機。この状態ではどうにもものたりない。

 内箱を開封し、クリアケース✕2個に分けられた製品を取り出します。ナンバーや銘板の袋は1539号機側のケースに、アンテナやホイッスルの袋は1591号機側に入っており、これまで購入した製品と異なりビニール袋の口をシーラーで閉じる方式になっておりました。

▲付属パーツ類の様子。ナンバープレートはなんと3ランナーも入っている。

 付属パーツや説明書を確認すると、同日発売の「97969 特別企画品 JR DE10-1500形ディーゼル機関車(愛知・岡山機関区・1557号機・1561号機)セット 」と共通の付属品が封入されていて、説明書も共通の内容となっておりました。

 なお、ナンバープレートは初手で説明書を読まずに切り出そうものならまず間違えます(2敗)。

 説明書も文字だけでは分かりづらいため、カラーで分かりやすいものを用意してもらえると助かるのですが・・・・。

 

 さて、既にSNS上で取り上げられている話題なのですが、この「4両」のDE10についてある事項が誤りなのではないか、という指摘があります。

 それは「97968」の1539号機のナンバーが印刷で表現され、「97969」の1557号機のナンバーがブロック式ナンバーを模したナンバープレートパーツで表現されているというものです。

 実際の1539号機は更新工事を受けた際にナンバーがブロック式に改められており、逆に実際の1557号機は更新工事を受けても切文字のナンバーのまま運用されていたので、製品では2機の仕様が「逆転」したまま設計・企画が進行してしまった、と推測出来るのです。

 私も最初は「別に良いじゃないか、ちゃんと製品として発売してくれたんだし・・・」と思いつつ本記事を執筆中、最初の写真を見つけた際にある画像を見つけてしまいました。

▲2024年10月6日 宮城野貨物駅のイベントで撮影した1539号機。ナンバーはブロック式である。

 見れば分かりますが、ステーの上にブロック式のナンバープレートが取り付けられて数cmボディから浮いています。

 これを製品化された4両の内わざわざ1539号機だけ「印刷」としている事を説明書にもしっかり記載されている事から、恐らく企画・設計の段階から1557号機と混同してしまったまま誰も気が付かなかったのではと思われます。

▲97968/97969共通の説明書に掲載された解説図。やはり1539号機だけが「印刷」となっている。

 幸いキャブの部分だけ取り外して組み替える事ができるTOMIXのDE10ならば、パーツだけ差し替える事でエラーを解消出来ますので、そのうちアナウンスが入るのではないかと思います。

 解消は時間の問題であると信じて、入線整備を進めることとします。

▲アンテナ・ナンバーの取付とカプラーをナックルカプラーに交換した1539号機・1591号機。

 我が家では基本的に機関車・貨車はKATOカプラー/ナックルカプラーに統一していますので、例に漏れずカプラーを交換します。

 今回は付属のTNカプラーが上下分離方式のJC6385(黒)とJC6386(灰)が2個づつ入っていますので、かもめナックル(黒)とEH200ナックル(灰)を挟み込めば簡単にナックル化することができました。

 スノープロウとの干渉が気になる場合は、ナックルカプラー下部の斜めになっている場所をデザインナイフなどで平たく削正すれば改善出来ます。

▲1エンド側を先頭とした様子。ステップは側面だけ白色のため、成形色では目立ちすぎる気がします。

 仙台総合鉄道部に所属するDE10の牽引する貨物列車と言えば、やはり仙台貨物ターミナルから小牛田駅を経由し石巻線・仙石線を走行して石巻港駅に至る列車が有名です。

 かつては有蓋車のワム80000・380000をずらりと従えて石巻線を2軸貨車独特のジョイント音を響かせながら走っていました。

 2006年3月のダイヤ改正をもってコキ50000系によるコンテナ輸送に切り替わったものの、一部のワムが少しづつコキに置換えられており、ダイヤ改正の前年にはワム380000が機関車次位に1両だけしか繋がれていない、という列車が運行されていたこともありました。

▲2005年11月15日撮影 石巻線を征く貨物列車。先頭に立つ1539号機は当時未更新だった。

 なお、ワム380000が運用されていた末期にあたる2005年秋の時点では1539号機、1591号機は共に未更新の状態であり塗装もオリジナルの国鉄色となっておりました。

 どちらかと言うと今回のセットはコキ50000が連なっていた時代の石巻線貨物がベストマッチとなるのでしょうが、各時代の編成にあわせて列車を組成して楽しんでみたいと思います。

 

 

 

 

▲2026年2月23日 あおば通駅で出発を待つ下り・東塩釜行の普通列車。この光景が見られるのもあともう少し。

 

 2026年3月14日・JR東日本のダイヤ改正まで早いものであと2週間あまりとなりました。

 また、今月28日をもってあおば通など一部の駅で使用中の発車メロディが廃止となり、ダイヤ改正後に開始予定の都市型ワンマン運転の準備が着々と進みつつあります。。

 

 今回は発車メロディの聞き納めと、205系の乗り納めという事であおば通駅まで足を伸ばしてきた次第です。

 まずは最寄りの陸前高砂駅より仙台・あおば通行の普通列車に乗車し、あおば通駅まで向かいます。事前に205系の運用を調べて乗った訳ですが、調べて乗らないといけない程度には運用が減少しているようでした。

 乗車したのはM14編成で、23日はM1編成およびM13編成が運用に入っており、この3編成をあおば通駅滞在中に出会うことが出来ました。

 

 2000年3月11日、あおば通駅が開業した日にも私は当駅で券売機で最初の切符を購入したり、1番列車を見送ったりと何かと縁があった訳ですが、1番線と2番線で異なるアレンジが加わった「青葉城恋唄」の発車メロディが聞けなくなってしまうのは、非常に残念に思う次第です。

 思えばこの駅が開業してからもう四半世紀、駅にやってくる車両も103系から205系、そしてE131系と移り変わろうとしており、時の流れは早いなと改めて痛感しております。

▲M13編成の石巻方先頭車、クハ205-3113。トイレ設置のためステンレス板で窓が塞がれている。

 あおば通駅は東日本大震災による災害復旧工事などが行われていますが、基本的には開業当時から駅構内のレイアウトやカラーリングは変わっておりません。

 開業時は真新しい駅構内に103系が滑り込んでくるという不思議な光景となっていましたが、205系へ車両が交代することでようやく駅の設備とマッチするようになったかな?と当時は思いました。

▲あおば通駅で顔を合わせるE131系N2編成と205系M13編成。2枚の画像を繋ぎ合わせて作成。

  ここで新型のE131系800番台と205系3100番台を見比べてみます。前述の通りあおば通駅の構造や設備は変わっていないものの、照明の殆どが白色LEDに交換されており全体的に明るくなっています。

 E131系800番台も室内灯は全て白色LEDが採用されており、ドアの開いた状態で写真を撮ると、ホームの照明とは色味が一緒で違和感を感じることはありません。

▲照明がLED化されたホームとE131系の様子。蛍光灯で言えば「昼白色」に相当する。

 一方で、LED照明へ更新されていなかった205系3100番台の室内灯は従来通りの蛍光灯であり、ホームから205系を見るとちょっと黄味がかって見えてしまう所が気になりました。

▲205系の車内。蛍光灯はいずれも「白色」の40W管が採用されている。

 逆に、車内の「白」に目が慣れてしまうと、今度はあおば通駅の照明はちょっと青みがかって寒々しく見えてしまいます。

 LED照明の白さは蛍光灯の「昼白色」に相当するものであり、205系3100番台ではLED照明へ切り替える作業が行われていなかった為に発生した現象と言えるでしょう。

 このような光景も間もなく見納めとなりますが、これもまた時代の流れというか「世代交代」を感じさせると個人的には思っております。